６７話 ページ27
黒子side
全員が紫原くんに駆け寄る。
リコ「紫原くん！！」
景虎さんが、紫原くんの腕の具合を見てる。
その間、全員がシルバーを睨む。
リコ「…どう？」
景虎「…………ダメた…落ちた時、手首に全体重がかかっちまった…。
まず間違いなく折れてやがる…！！」
その言葉で、全員が完全にキレた。
こんなやり方、僕達のやってきたバスケではない。
向こうとやり方が違っても、こんなやり方はバスケじゃない。
火神「ざけんな！
わざとやりやがったな！！」
火神くんも、紫原くんとは普段、馬が合わず喧嘩ばかりしてますけれど、それでも、仲間が傷つけられたことに、激昂してる。
それは火神くんだけじゃなく、僕を含めるみんながそうだ。
シルバー「ああ…？
何騒いでんのか知んねーが、事故だ事故。
これぐらいの
不運としか言いようがねぇなぁ！
だが、勝負ってのは結局、最後まで立ってたモンの勝ちなんだよ！！」
さらに嘲笑いながら、僕達を挑発してくる。
でも、それぐらいで揺らぐほどの怒りじゃない。
青峰「テメェ…！！」
緑間「クズめ…」
ここに居る人たちは、みんなシルバーに殺意を向ける。
けど、そんな中、紫原くんが立ち上がった。
紫原「どいてよ」
景虎「お、おい…ムチャだ！」
紫原「知るか。
あのカス…ヒネリつぶしてやる」
この中で一番怒ってるのは、確かに紫原くんだ。
けど、僕はそれに引かず、彼らを睨みながら紫原くんに声をかける。
「ムチャはダメです、紫原くん。
交代してください」
紫原「だから、俺がやるって言っ…」
「大丈夫。」
「「「！？」」」
「キレてるのは僕も一緒です。
絶対に勝ちますから」
これは、何が何でも勝たなきゃダメな勝負だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 159人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイ - 続編おめでとうございます！面白かったです！これからも頑張ってください！！ (2018年2月4日 8時) (
レス) id: caf34d3505 (このIDを非表示/違反報告)
なちゅ - 完結おめでとうございます！もうおもしろくって、最高でした！ (2017年4月22日 21時) (レス) id: 753bcca2df (このIDを非表示/違反報告)
�礁� - 完結おめでとうございます！とっても面白くてドキドキワクワクしました。これからも更新頑張ってください！ (2017年3月30日 23時) (レス) id: f8b95dda8a (このIDを非表示/違反報告)
来夏(プロフ) - 物凄く面白いです。胸がドキドキワクワクしました。これからも更新頑張ってください。 (2017年1月16日 5時) (レス) id: d5ef0395d6 (このIDを非表示/違反報告)
ボケ犬((クロ(プロフ) - すごく面白いです!!!更新ファイトです!!! (2017年1月14日 20時) (レス) id: f99fd686c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：死神 | 作成日時：2017年1月13日 22時
