君へのメッセージ3 ページ4
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___その日は女の子の日ということもあって情緒不安定だった。
一人になるのが怖くて、
”嫌われる”は【僕なんて必要ない】という意味だと思い込んでいた。
僕は誰からも必要とされなくなったら死のう。
あの時はそう考えていた。
だから、
優奈の態度がまるで「お前なんて要らない」
そんな感じで…
「お前は必要ないから死ね」
僕にはそう取れた。
それがとてもムカついて、
イライラして…
そんな僕に気がついてくれない
優奈や千秋にも腹が立っていた。
僕の気も知らずに楽しそうに
まるでカップルのように仲良さげにしている
二人を見て僕は「死にたい」そう思っていた。
そして、その思いはストレスとなったのだろう。
その日、すごく頭が痛かった。
だから部活を休んで帰ろうと思っていた。
顧問の先生に事情を説明して帰ろうと
職員室に立ち寄ったけど、先生はいなかった。
仕方ないので
千秋に頼んで先生に伝えてもらうことにした。
その時、千秋には
「僕頭痛くてさ、今日部活休むから先生に伝えといて」
こんな感じで言ったと思う。
…いや、自己中な僕のことだ…
もう少し嫌な言い方だったかもしれない。
君はその時の僕の態度にムカついたんだろう?
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作者名:氷愛 | 作成日時:2013年2月13日 21時