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ある家に双子の姉妹が誕生した。
一卵性でそっくりでとても可愛らしく、使用人からも両親からも大事にお世話されていた。
母「お母さんですよ〜?まだ分からないかしら。」
父「だろうな。にしても二人ともお前そっくりで可愛いな。」
母「あら、耳なんかは貴方そっくりで?」
周りから見ればとても微笑ましく、理想の家族像だった。
勿論、本人達の記憶には残って無いが。
然し、それが崩れたのは突然だった。
5ヶ月後。
使「旦那様!奥様!大変です!」
使用人が息を荒くして慌ただしく入ってきた。
母「一体何事?」
兎に角来てほしいと血相を変えた使用人についていくと、
そこには目を疑う様な光景が目に入った。
それは、双子の妹の方がベビーベッドの柵にも掴まらずに立っていた。
普通であれば立ち始めるのは10ヶ月頃なのだが、
何故か首も座っていて慣れたように寝ている姉の周りをウロウロしている。
そして両親を見つけると...
妹「お父さん!お母さん!」
ニコッと笑って喋り出す。
つい1時間前に見たときは、普通に寝ていて...
直ぐに主治医に診てもらったが、特に異常なし。
誰もが不気味さを覚えた。
食事も哺乳瓶じゃなく普通に容器で飲む。
筋肉はまだ発達してない為、誰かに支えてもらわないとだが。
周りの大人が日常でやっていることは全てこなした。
父「あの子は異常だ。
どう考えてもあり得ないだろう。」
母「きっと言葉も私たちの口の動きを真似てるのよ。
これ以上見せたら...もっとあり得ないことを...」
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美夜♪ - マイさん» 閲覧&コメントありがとうございます!応援コメほんと元気貰えますね!更新頑張りたいと思います!これからも、よろしくお願いします! (2017年6月28日 0時) (レス) id: 52552c96b7 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - とてもこの小説好きです!更新楽しみにしてます!!! (2017年6月27日 21時) (レス) id: d52c5ff78b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美夜♪ | 作成日時:2017年6月11日 13時