純粋メイド

▽ ページ28

＊Ryuto Side



龍友「なー、暇」

亜嵐「手伝ってくればいいじゃん」

龍友「いやもう年下組が占領してる」

亜嵐「んー、恋バナでもする？」







そんな亜嵐くんの誘いにのる。
つっても亜嵐くんがAちゃんのこと話したいだけやと思うけどな。
まあ、話を聞く方もたまにはええかな。







亜嵐「っていうかさAナンパされてたの？」

龍友「おう、若い男…でも３０近そうやったな。まあ男３人くらいに言い寄られてて」

亜嵐「うわあ、龍友くんマジヒーローだね」

龍友「ホントはそのまま持ち帰るつもりだったけどな」

亜嵐「やってないよね！？」

龍友「やってへんわ！」







まあ可愛い女の子には目がないけど、泣きそうやったし。
それに俺に助け求めるから、これは大切にしないとってな。

…１つきになる。







龍友「Aちゃん、結構涼太と近いけどだいじょぶなん？」

亜嵐「えっ…んなっ！涼太ー、好きになんなよー」

涼太「どうでしょうね」

龍友「あいつも心は狼やからなあ」

亜嵐「マジで、AもAだよ。男があんな近くにいてさ」

龍友「愛しとんなー、Aちゃん幸せやわあ」

亜嵐「まあ実際俺もA来てからさらに幸せだからね」








亜嵐くんがそう言えるのも一理ある。
いっつも笑顔で素直で気づかってくれるあんな子おったら毎日幸せやし。
だから涼太とか隼、玲於があんな笑顔になるのもわかるし。








亜嵐「またさいつでも家きてよ」

龍友「ぜひそうするわ」

亜嵐「まあまだ終わってないけどね」

龍友「確かにな、来るときはみんなで来るわ」

亜嵐「うん、Aも会いたいだろうし」







言われなくともそうするわ。
玲於なんて今日ばっかりはめっちゃ笑顔でちょっと砂糖だし。

やっぱりみんな好きなんやなAのこと。







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まだまだクリスマス編続きます。

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更新スピード上がります。

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