純粋メイド

お勉強 ページ20

「…」






…静かな部屋にご主人とメイド、２人。
つってもAがめっちゃスマホいじってんだよ。
うちの最年少みたいになっちゃうよ！？いいの！？







亜嵐「…」








…つまんない。
とにかくつまんないです、白濱亜嵐。

…しょうがねぇ、漢亜嵐(おとこあらん)がちょっかいだしに行くかっ。←







亜嵐「なぁ、A」

「ん？…んわぁ！」

亜嵐「んだよ、肩に顔乗せただけじゃん」

「な、なんか顔が近くって恥ずかしいっていうか…///」








か、かわいい！
なんだよこの可愛いメイドはっ！
…っていうか、スマホでなに見てんだよ。









亜嵐「そういえば、なに見てんの？」

「えっ？…あー！これは秘密ですぅ！」

亜嵐「は！？…ちょっ、見せろって！」

「んぅ、絶対亜嵐さんバカにしますもん」

亜嵐「んじゃあバカにしない」

「じゃ、じゃあ…ってやっぱりだめです！」

亜嵐「はぁ！？お、おいA！」







ってスマホを必死で隠そうとするA。
…いろいろ可愛いんだけどね、１つ１つの行動が。








亜嵐「もう見せてくれないと…」

「…？」








どうしよう、なんて言おうか。
Aの苦手なとこ…まだあんまりわかってねーからな。

んー、適当になんか言っとくか。







亜嵐「Aにかまってあげない」

「うえっ！？い、いやですいやです！亜嵐さん見捨てないで〜」








おお…以外とこんな反応。
でもかまってあげないってだけでこんなにいやだーってなるなんて…
…めっちゃかわいい！






亜嵐「んもうごめんって、でもスマホ見せて？」

「んん…はい、あのお勉強してただけです」

亜嵐「えっ？…ってGENEじゃん！あ、GENE勉強してくれてたんだ！」

「うん、少しでもなんか…」

亜嵐「あーもうごめんね？俺、すっごい嬉しいよ」

「へへ、じゃあよかったです！」






なんか、またまたAのかわいい一面しれてよかったな。
ほら、Aも結構かわいいし、なんかめっちゃ嬉しい。
そう思った１日。

明日の準備→←▽

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