悪魔の落とし子

47.師団入団、新任教師 ページ48

帰宅後


『じゃあ入間はその魔具研究師団(バトラ)に入団するの？』



入間 ｢うん、そうしようかなって！｣



入間と離れている間にアミィ・キリヲという先輩に出会っていたらしい



彼は生まれつき体が弱く魔力が少ないためいつか魔力がない悪魔でも使うと活躍できる魔具を作りたいと


そんな思いを持った先輩だと聞いた


どこか入間に重なるところが確かにある



そんな入間に先輩は必要なのは魔力じゃないといってくれたらしい



『そんな先輩がいるんだね』


入｢うん！なんかすごくいいなって思ったんだ｣



目をキラキラと輝かせる入間に迷いはなかった



『よし！じゃあ私もそこに入る！』



入｢え！？｣



かつて平等な世界を夢見た私



格差なんて要らない



『先輩が目指す上も下もない世界を私も見てみたいから』



そうして私も魔具研究師団(バトラ)の入団を決めるのだった



日が昇り入間の言う魔具研究師団(バトラ)へと向かった



もちろんアズくんとクララも一緒に！



会ってみると優しそうで危なっかしい先輩だったけど素敵な人だと思った



『これからよろしくお願いします！』



こうして私たちは正式に魔具研究師団(バトラ)へ入団した




師団(バトラ)が決まったことで見学会も無事に終了しいつも通り授業を受ける



『今日の授業ってなに？』



ア｢たしか新任教師のロビン先生の授業かと…｣



授業が始まると早速使い魔を召喚しろとみんなそれぞれ使い魔を呼び出す




『おぉ！アズくんもサブロくんも迫力あるね！』



皆それぞれでなかなかに面白い



ロ｢Aちゃん！君の噂は聞いてるよ！ポイニクスを使い魔にしてるんだって！？！見せて見せて！！｣



そんな大っきい声で言うもんだから周りの視線が私に集まった



？｢マジかよ！あのポイニクスを！？｣


？｢生きる伝説だって前に本でよんだ！｣



なんて話題の的だ



『じゃあいきまーす！』



そう言ってニックスを呼び出す



ボンッと煙と同時に姿を現す赤い鳥



『久しぶり！ニックス！』



そう言うと周りで見ていたみんなが歓喜を上げた



ロ｢うわぁぁ！！！初めて見たよ！すごい！すごいよ君！！｣



ロビン先生も目を輝かせて私たちの周りをぐるぐる回る



『ニックス人気者だね』



そう言って撫でてあげるとニックスは気持ちよさそうに私に擦り寄った

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