一方その頃 ページ31
NOside
Aがピンチに陥っている頃、天竺のメンバーはとある倉庫に集まっていた。
蘭「大将じゃなくて、鶴蝶からの招集だったから来るか迷ったわ」
竜胆「でも、鶴蝶からの招集も珍しいよね」
獅音「俺らなんかやらかしたか?」コソッ
莞爾「俺らじゃなくてお前だろ」
イザナ「……………」
鶴蝶「お前ら、来週の水曜は何の日か知ってる奴、こっち来い」
唐突な事に驚きながら獅音が鶴蝶の方に歩いて行った。
獅音「来週の水曜って確かAちゃんの誕生日だろ?」
鶴蝶「やっぱお前は覚えてるよな」
毎年必ずプレゼントを買わされる獅音にとって、Aの誕生日とは良い意味で地獄デーなのだ。
獅音「あのババアが買って持ってけって言うんだぜ?」
鶴蝶「武藤は?」
獅音「彼奴も毎年持ってってる」
獅音とそんな話をしていた鶴蝶だったが急に顔を青ざめた。
獅音は首を傾げていた。
青ざめる鶴蝶、懐から警棒を出す蘭、ストレッチをする竜胆、指をコキコキ鳴らす莞爾、額の血管を浮き出させるイザナ。
この窮地に気付いていないのは獅音だけであった。←
獅音「何?めっちゃ寒気するんだけ…………ヒィッ!?」
そしてとうとう獅音は後ろを振り返ってしまった。
イザナ「鶴蝶がそっち側に居るのは何となく察しがつくが、お前がそっち側にいるのはどう考えてもおかしいんだよ」
蘭「それな〜」
竜胆「なんでお前がそっちにいるのか知らねぇけど癪だからのすね?」
莞爾「ざまぁねぇな」
こうして獅音は4人に絞められ鶴蝶が事情を話した。
イザナ「Aの誕生日?ならもっと早く言えよ」
鶴蝶はボロボロになった獅音を助けながら苦笑いした。
鶴蝶「去年は奇跡的に全員被らなかったが、今年はどうなるか分かんねぇからな。その為にお前ら呼んだんだよ。で?お前ら今年何送る気だ?」
全員「「「「あぁ?可愛いくまの人形に決まってんだろ?」」」」
今、かつてないほどのくだらない戦いが始まった。
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Nao(プロフ) - こーゆうお話とっても大好きです!私の好物です!賭ケグルイも大好きなので、賭ケグルイ要素入ってるのも嬉しいです!もし可能なら一族の登場人物設定とか見たいです!更新楽しみにしてます!!! (2022年4月1日 23時) (レス) @page16 id: cdbb7a4964 (このIDを非表示/違反報告)
なるみず - すごくかっこいいです! (2022年3月3日 22時) (レス) @page14 id: 2bb9e850cc (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 夢主が親に悪女の家を追放して天罰を与えてください! (2021年12月2日 17時) (レス) @page5 id: 2ddb6acc24 (このIDを非表示/違反報告)
みあん - 凄いカッコいい物語!!更新頑張ってください待ってます!! (2021年10月25日 22時) (レス) @page13 id: 04ab8c224d (このIDを非表示/違反報告)
しゅが - めっちゃ好き!!こういうのあったら良いな~て思ってたんですよ!主さんエスパー説(((更新頑張ってください!応援してます (2021年10月17日 10時) (レス) @page13 id: 5a2182c8aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エリス | 作成日時:2021年9月9日 21時