仲間に裏切られたから復讐してやろうと思う。 【東リベ】

最終決定 ページ21

Aside
『なるほどね。話し合った結果、誰も当主になる気は無いと』

南雲「A様、結様が怯えておりますよ」

桃宮「殺気がダダ漏れよ」

『結！？ごめんね、そんなつもりじゃなかったの』

蟲宮「わ、分かってるわ。大丈夫よ、Aお姉様」

結はカタカタと震えながらも笑ってくれた。

等々宮「A、話がズレたぞ」

私は結に後で好きな物をたくさん買ってあげようと心に決め、断腸の思いで話を元に戻した。

『…………まぁ、何となく理由は分かるわ。けれど、貴方達はどうするの？もし当主になる気はない、この事があの老いぼれ達に知られれば貴方達は』

桃宮「そこは私達桃宮家と」

星宮「我々星宮家の出番なんです！」

定楽乃が言うにはまずは桃宮家の諜報で老いぼれ達の情報を掴み、その後に星宮家の洗脳、暗殺、毒殺を時宮家と毒宮家で行い、その死体を骨宮家が掃除するといった内容だった。

花宮「権力も無いくせにベラベラうるせぇって感じだよね」

『牡丹が怒ってる』

毒宮「牡丹さん、私の可愛い妹お前でそんな汚い言葉使わないでください！」

雪宮「お姉ちゃんを汚すな。殺すぞ」

雅と乱が私と牡丹の距離を離す。

骨宮「我々分家はお前に仕えているんだ」

不意にミリアがそう言った。

骨宮「我々分家は当主の影となる存在だ。お前は私達に命令する事も可能だ。私はお前の命令ならどんな事でも従う」

ミリアはそう言った。

『……………なら命令しようかな』

私がそう言うと張り詰めた空気が流れる。














蘭「はぁ？お前そんな命令したのかよ」

竜胆「馬鹿なのか？」

『失礼ね、今の宮一族の当主は私。私が何を言ったて別にいいでしょ』










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『命令よ。私のこの身尽きるまで私に仕えなさい』

等々宮の思い→←分家設定 3

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