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*
このキューブの元は、"爆薬"。
しかも中には俺の術式を付与したBB弾が入っていて、爆発と同時に弾け飛ぶ仕組みだ。
勿論当たった場所から分解されていく。
着火した状態でキューブにしたから、【
更に後ろに飛び退くも、爆風に押されて木に激突する。
さすがに近すぎたか。
頭を打ったみたいで、左側が血に濡れてよく見えない。
目を凝らして煙の向こうを見ていると、
ドスッ───。
左肩に何かが刺さる感覚。遅れてやってくる痛覚。
見下ろすと、正面から伸びた木の枝が左肩に刺さっていた。
咄嗟にクナイで切り離し、引っこ抜く。
『い"っ──! っあ、はァ…』
花「〈…もう終わりですか?〉」
『…はは、冗談きっつ』
晴れた煙の向こうに吹き飛んだ下半身を修復している特級が見えた。
やっぱり
相手の修復が終わる前に次の手を… と考えようとしたが、こちらに近づいてくる気配を二つ捉えた。
しかも片方は"全く呪力を感じない"。
…という事は、
『いいや…、まだ、だ(この気配は─、)』
俺は懐から一つのキューブを取り出し、まだ動けない特級の頭上に向かって放り投げた。
花「〈また武器ですか?
何度やっても同じこと…『違うね』…?〉」
『ただの足止めさ』
【
──そう。
背後から吹っ飛ばされた時に咄嗟に無駄にキューブになった足場を拾って忍ばせていたのだ。
花「〈!!〉」
グシャッ───。
『暫くお寝んねしといてよ、特級さん…』
修復が間に合わず避けられなかった特級が瓦礫に押し潰されるのが見えて、漸く一息着けた。
後はアイツらが到着するのを待てばいい。
『あ、封印しとかないと』
俺が集中砲火されちゃうからね(白目)
*
BB弾爆薬は暗殺教室から引っ張ってきました。
一級くらいの呪霊までだったらコレを投げればイチコロ☆
まぁキューブにした方が早いのであまり日の目を見ない武器という裏設定です(笑)
使いどころがあってよかったね!
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鈴奈(プロフ) - 猫築かなめさん» ありがとうございます!あんまり見かけなかったのでどうせ書くなら推しと仲良くしてほしくて…!!ちょっとずつな更新ですがまた見にきてくれると嬉しいです! (2021年2月25日 0時) (レス) id: 40c2c25718 (このIDを非表示/違反報告)
鈴奈(プロフ) - 雪マカロンさん» ありがとうございます〜!ちょこちょこ更新頑張ります! (2021年2月25日 0時) (レス) id: 40c2c25718 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 面白いです!推しの狗巻先輩と相棒的な立ち位置は嬉しい!更新頑張ってください (2021年2月24日 20時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 続編おめでとうございます!これからも、更新頑張ってください! (2021年2月24日 13時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
鈴奈(プロフ) - 三隣亡さん» ありがとうございます!そんな風に言っていただけるととても書く気が湧きますね!!頑張って絞り出します! (2021年2月22日 22時) (レス) id: 40c2c25718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴奈 | 作成日時:2021年2月6日 15時