【呪術廻戦】圧縮系呪術師【男主】

# ページ9

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狗「おーかーかー！！」ドンッ


希「嫌味かコラ、一級術師が。そのネガティブやめろって言っただろ」ゴンッ


『ちょ、痛っ』



思ってる事を口にしただけなのに棘には勢いよく抱きつかれ、真希にはゲンコツをくらった。



パ「まぁまぁ二人共、Aだってすぐには難しいだろ」


狗「おかか！」ギューッ


希「それでもムカつくもんは仕方ねぇ」


『ちょっ 棘、苦しいって！』



パンダが宥めてくれるも二人の抗議は収まらず…。

まぁ真希より恵まれてる俺が弱音吐いてるんだからそりゃイライラするよな。

でももうネガティブなのは性分みたいなもんだから！そう簡単に治らないから！！



パ「今はまだ俺達がAの分まで肯定してやればそれでいいだろ。焦らなくてもそのうち言わなくなるさ」


希「…チッ」


狗「しゃけ」


『うぅ… ありがとうパンダ。オトされるところだった』


パ「良いってことよ。オマエも分かってんだろ？」


『…うん。───二人も、ありがとう』



二人がなんで怒ったのかなんてのは分かってるつもりだ。

だからごめんなさいではなく、俺の為にしてくれて"ありがとう"を伝えた。



希「ったく。しゃーねぇなぁ。珈琲で勘弁してやる」


狗「こんぶ」


『あはは、分かった。パンダは？』


パ「炭酸の気分だな」


『りょーかい』



そしてそれは態々皆まで言わなくても伝わってくれる。
すぐに許してくれるのが証拠だ。

この気の許せる関係が、好きだ。

今の俺の"大事なもの"だ。


＊

パンダって飲食どうしてんだろ…。
普通に食ったり飲んだりできんのかな？？と思いながら書いてました。

仲良ちな二年生達。

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