【呪術廻戦】圧縮系呪術師【男主】

# ページ8

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『おはよー』


パ「おっ A！おはよーさん」



パンダ。
学長の作った呪骸で最高傑作。コイツとも付き合いが長い。
人ではないが、一番人らしい思考してるしこの中で一番人付き合いが上手い。




狗「ツナ〜」



狗巻 棘。
狗巻家の相伝術式である呪言を使う呪言師。
不用意に周りの人を呪わない為に、語彙をおにぎりの具に絞って会話する優しいヤツ。
ノリがいいし、波長が合う。



希「オハヨ。なんだ、今日は任務無しか？」



禪院 真希。
呪術界の御三家・禪院家の産まれながら呪力無しで、何かと苦労してきたって聞いてる。
【天与呪縛】という産まれながらの呪いにかかっており、呪力が無い代わりに身体能力(フィジカル)がとても高い。
呪いの籠もった武器・呪具を使って戦う紅一点。
呪霊が見えるようになる眼鏡をかけてまで呪術師を目指すその心は、家の人間を見返してやりたいからだとか。
その漢気は尊敬する。




『んーん、昼から。一年達と行く事になってる』


希「恵達とか」


パ「俺達まだ会ってないんだよな〜」


狗「しゃけ。高菜？」


『悟からのお願いだってよ』


希「大方 術式の見学ってところだろ。コイツのは少し特殊だしな」



お、さすが真希。
誰かと組んで任務に行くこともあるし、実際ある程度の手のうちは知っておいた方がいいんだよな。



狗「こんぶ」


パ「特殊っていうか半分チートみたいなもんだよな」


『…そんな凄いもんじゃない。家の術式も継げなかったクソ雑魚蛞蝓だし、俺』



みんなは凄いって言ってくれるけど、相伝の術式を継げなかった俺は家じゃ厄介者。

小さい頃から今に至るまで散々虐げられてきた記憶は体に染み付いており、そう簡単に自分の力を肯定してやれる程浅い傷痕ではない。


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