【呪術廻戦】圧縮系呪術師【男主】

# ページ36

＊


集合場所に着くと 俺と悠仁以外みんな揃っていたが、何故か釘崎ちゃんがキャリーバッグの隣で四つん這いになって「許さんぞ乙骨憂太ー！！」と叫んでいた。

え、面識あったの？？



狗「ツナ！ 高菜？」


『あー、ごめん。悟に呼ばれてた』


パ「お、A」


希「おっせーぞ！」


『まぁ間に合ってるしいいじゃん。それより釘崎ちゃんはどったの？』


伏「交流会が京都で(・)開催されると思ってたらしいっす」


『なるほどそれで…、』


あの荷物ってワケか。

てか今日まで誰も気付かずにすれ違ってたの？ ウケんね(笑)


密かに笑っていると正面の方から複数の気配が近付いてくるのが分かったので、さすがにこの状態を見られるのは可哀想で釘崎ちゃんに立つように促す。



『はい、釘崎ちゃんそろそろ立ってー。もう奴(やっこ)さんが来ましたよ〜』


釘「は？」


希「おい、来たぜ」




俺の次に感覚の鋭い真希がそう言った瞬間、ちょうど目視できる距離に出てきた──








───京都校の学生達。





依「あらお出迎え？ 気色悪い」



え、第一声でそこまで貶す？？



東「乙骨いねぇじゃん」



いや誰も貴方の伝言 憂太に伝えてないよ、多分…。

てかまともに挨拶できるヤツいないの？？



釘「うるせぇ 早く菓子折り出せコラ。八ツ橋 くずきり そばぼうろ」


狗「しゃけ」



こっちもどっこいだったわ…。お恥ずかしい…！



西「何あの一年… 怖…」


『すみませんウチの子が…』ペコリ


三「いえいえこちらこそ…」ペコリ



この時俺達二人の心境は同じだっただろう。



──この人、まともだ…！！



＊

#→←#

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す