"ココロ"（武道side） ページ45
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ド「愛美愛主にやられてこの仕打ちだ。
路上に倒れてたのを通行人が見て通報したんだよな？」
『…ああ。
なぁマイキー、「何しに来たんだオマエら！！」…！』
何かを言いかけていたアヤノ君を遮るように、三人の向こう側から一人の男性が現れた。
「娘をこんな目に遭わせてのうのうと顔出しやがって！！ 帰れ！！！ 帰れ！！！」
三人を「クズ共」と罵り批難する男性を奥さんらしき女性が止めようとしている。
口振りから見て、女の子の両親だろう。
ドラケン君とアヤノ君は無言でその人達に向けて頭を下げた。
間に挟まれたマイキー君は無表情のまま、棒立ちしたままだ。
「頭なんて下げて済むか虫ケラ！！
オマエらゴミのせいで娘は死ぬところだったんだ！！！」
マ「頭なんて下げんなよ、二人とも。
オレら悪くねーし」
「帰れ！！！ 虫ケラ！！！」
マイキー君は男性を見て「八つ当たり」だと評したが、正しくはその通りだ。
だって東卍の人達が直接的にやったことではないから。
しかし二人はそれでも頭を下げたまま、むしろ男性との言い合いに発展しかけているマイキー君の頭と背をそれぞれが抑えて、同じように深く頭を下げさせた。
ド「申し訳ありませんでした」
マ「ちょっ 何すんだ」
『…全部、僕達の責任です』
マ「オイ！！」
「虫ケラが頭下げて娘が治るのか！？ 社会のゴミが！！！」
抵抗して頭を上げようとしたマイキー君をドラケン君が黙らせ、アヤノ君が無言で背を撫でて落ち着かせる。
無言で頭を下げたままの三人を見て 自身も落ち着いたのか、男性が涙を流しながら話し出した。
「娘は…ずっと昏睡状態だ…。
なんでだ？
あんな可愛かった娘がこんな変わり果てた姿でっ」
泣き崩れそうな奥さんの肩を抱いて、「帰ってくれ」と男性はその場を離れていった。
ご両親の後ろ姿に頭を下げたまま話し始めるドラケン君。
ド「これから愛美愛主とモメる。"
『
一般人に被害を出すのは駄目だ。周りの人達泣かしちゃ駄目だ』
ド「下げる頭持ってなくてもいい。
人を想う"心"は持て」
二人の
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2023年2月18日 22時) (
レス) @page50 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
くろーーーー。 - (*´д`*)ﾊｧﾊｧ好きすぎる･･･！！！これからの物語めっちゃ期待してます！！！！！ (2021年11月30日 21時) (レス) @page4 id: 306f53c7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴奈 | 作成日時：2021年11月30日 15時
