煉獄杏寿郎の姉

煉獄さーん ページ21

「………」



笛を吹いた二人のせいで、柱全員が集まりました


それも鬼の形相


特に不死川


「えっ…あ〜…っと……」



でも、まだ杏寿郎が居ないところが良かったのかもしれない、うん


「……た」


え？


不死川がなにかを言った



「なんで…俺達を頼らなかったんだよ！！」



大声に身が固まる


「俺たちが頼りねぇか！？てめぇが…てめぇがッ！！！死んだって！！この世にもう存在しねぇって！！知ったときの、俺たちの気持ち！！！わかるか！？」


胸ぐらを捕まれる


「っ…！」



「てめぇ…が、い、きてて……よかった」



胸ぐらを離された直後に、抱き締められた


肩に不死川の涙が服を等して染み付いてくる


自分も段々と貰い泣きしてきた


「っ…ごめっ、み、なっ…！ごめんっ…！」



本当は一番辛いのは…皆なのに…


皆が…優しくて、涙が止まらない



「ふふっ、Aさんやっと素直になりましたね」


「うっ、しのぶちゃぁぁぁぁぁぁん…！」


不死川を放り投げてしのぶちゃんの胸へ←



「よしよし……では、Aさん」


「ふぁい…」


「宇髄さんから耳打ちで聞きましたよ、やましい事がある…ってね」


ニコッと笑ったしのぶちゃん


…ごめん、前言撤回、しのぶちゃん怖い



「さぁて…Aさん、やましいこと……話してください」


「…ふぁい」


20分後



「…嘘…だろ？」


「あ、でも歳も取るし、ご飯も普通のだし、睡眠も取るし…でも、一つは身体能力とか日に長時間当たると、ダメだってことだから…」


ものすごく危なかった……神様(笑)のことを話しそうになった…


「…でも、Aちゃんが戻ってきてくれたんだから、そんなこと気にしないでやってこ？」


寺蜜璃ちゃんが言った


「そうだな…よし！アイツに内緒で帰還会やるか！ド派手に！」


「そうですね、では冨岡さんと竈門君、私たちが帰還会の宴会の準備が終わり次第、煉獄さんを目隠しして連れてきてください」


「「はい！/了解した」」


「宇髄さんや、他の方々は準備等をよろしくです、あぁ、甘露寺さんは私でAさんをおめかしさせましょうね。」


「！うん！Aちゃんを飛びっきり可愛くする！」



あれ？なんか、勝手に宴会がとかの準備の計画とかが始まってるんだけど？？？


私の意見は？


あ、ないっぽい

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