警察辞めたけど、働きたくない話

働きたくない ページ7

屍Aside




「えぇ…なんでやめたの？」


「警察官ってかっこいいイメージがあるかもだけど、闇だよ、闇！ブラック企業と張り合えるね！」




って、言って上げたら、ブラック企業…と虎杖くんは呟く

そうだよ、ブラック企業みたいな闇だったよ




「そっかぁ……でも公務員なの意外だった」


「あ、ちなみに警察学校時代の話をしてあげようか？」


「！いいの？」


「いいよ。何聞きたい？」


「じゃあ………

警察学校の悪いとこって何かある？」


「点呼が馬鹿みたいに多いかな」





そう、点呼はスッゴく多い。いや、もう朝の走り込みの並ぶときは、必ず点呼、そんで走り終わっても点呼！点呼ばかりさせられてたのはある意味記憶にある





「へぇ…あ、ねぇ、Aさんって警察学校時代の時ってどんな感じの人だったの？やっぱり、真面目系？」


「え…………………。」


「えっ…ど、どったの？」


「…あ、いや、真面目系に見えるのかなって」


「？人って見かけによらないってよく言うじゃん」





いや、まぁ…そうだけどね？

アタシ、人生で真面目系って言われたの虎杖くん以外いないと思う。





「…アタシの時はやんちゃばっかだったかなぁ………ある意味の問題児って感じ？」


「なんかやらかした事ある？」


「入校してちょいとぐらいに、担任じゃないけど、柔道をする体育の時に試合で腕ひしぎ襟十字固めを仕掛けたことかな」


「はぁー…すっげ、Aさんそんなこと出来るんだ」


「高校がちょいと特殊でそう言う感じの体育があったから身に付いただけだよ。あとは、その人が上から目線で腹立ったからやっただけだよ」


「Aさん、こわっ……」


「そうだよ、女を怒らすと良いこと無いよ」





そう言って上げたら、Aさんが言うと尚更女の人怒らせたくないって言ってた

でもさ、虎杖くんってぶっちゃけてある意味怒らせなさそうだよね、相手に寄り添ってそうだし




「あとはねぇ…やらかしたと言えば、イケメン達と友達になった事かな」


「なんで？」


「…連帯責任を受けたってことと、此処数年の内に同期が二人も死にかけた！」


「え、まじで？」


「大マジ！それも、爆弾とかでだよ？やばくない？」




って虎杖くんに聞けば、爆弾ってヤバすぎ。東京すごいねって言われた。

それな？特に米花町とか最悪だよ。あそこ、年中事件ばっかだから

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