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働きたくない ページ14

屍Aside







次元さんからルパンにお願いで急遽アタシの家に向かうことになった

理由は次元さんの口から出てきた黄泉要と言う名前だ。







「で?屍は急遽、行き先変更してまでダイヤモンドを譲ってきた人物について聞きたいことってなんだ?」






ティーカップ片手に真剣そうな顔のルパンと壁に寄りかかっている次元さん。多分、ルパンは真剣そうな顔してるけど、ろくなことを考えてないのは勘でわかったが、とりあえず黄泉要について話を聞き出すことにした。






「次元さんから聞いたけど、ロン毛の男…黄泉要って奴からダイヤモンドを譲り受けたんだってね」


「あぁ…まぁ、譲り受けた結果あんなことになっちまったがな」


「黄泉要と初めて会った時っていつぐらい?」


「確か…2〜3年前だったか?たまたま日本で目を付けてた宝石を手に入れた直後ぐらいに、その黄泉要に話し掛けられてな。最初は宝石を譲るだとか言い出して、胡散臭い奴だと思ったんだが価値がある物を見せられたから話したんだよ」


「それで、あのダイヤを譲り受けたってこと…」


「最初は何かしらの要求とかあるんじゃねぇかと思ったがそんなこともなくてな。まぁ、結果的に貰ったものがとんでもない物だったけどな」


「場所とか覚えてる?」


「池袋の人気の少ない道だったな」







そう答えてくれたルパンは、逆に俺からの質問良いか?と言われて、良いよと答えれば、黄泉要についてなんでそんなに気にしているのかと聞かれた

まぁそりゃあそうか…疑問だわな







「…学生時代の同期の一人だった奴だよ。まっ、今は呪術界では指名手配されているけど」


「へぇ…同期ねぇ」


「呪術師として良い奴だったけどね」


「ソイツがなんで指名手配されてんだ?」


「…人を殺したから。呪術師は人を殺すことを禁止されてる、まぁ一部例外で良いってこともあるけど」


「俺達みてぇだな」


「…なぁ、屍。取引しないか?」


「取引?」


「あぁ、俺は探し物を探すのが得意分野で、俺には人探しをするに良い伝も居る。今回、取引として呪具の用意をするんじゃなくて、その、黄泉要を探るなら良いぜ?」







悪い条件じゃねぇだろ?と言い出すルパン

そんなルパンに、逆にデメリットじゃないの?と伝えれば、億単位を用意するのと、人を探すのじゃ全然違うらしい

危険なことには変わりない…って、言いたい訳ね

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ゴリ(プロフ) - セツさん» 初コメありがとうございます!やっぱり、ルパンとコナンのコラボあるなら、呪術も自然となるのでは?と…そんな感じで考えながら書きました!更新頑張ります! (6月16日 23時) (レス) id: 45f1476b11 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 初コメ失礼します。まさかルパンともコラボするとは思わなかった…………。次元さんとの相性が意外と良い夢主ちゃんに、思わずクスリとしてしまいました。更新頑張ってください!! (6月16日 22時) (レス) id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゴリ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2023年6月10日 16時

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