兄の代わりに呪詛師になった話。 (ページ14)

今日:20 hit、昨日:14 hit、合計:162,422 hit

. ページ14

「じゃあ、最初は作戦通りに動こうか。」

交流会当日、僕達(硝子を除く)は、昨日立てた作戦通りに行動するべく、僕達は三人で集まって会話をする。

因みに、硝子は反転術式が使えると言う特権で救護係として保健室で待機している。

少し羨ましい、今日の外の気温25℃こえだから。

「そうだね。悟、悟は、私達が呪霊を放ったら直ぐに森の中にはいってくれ。私達も後を追うから」

「了解～」

悟ののんびりとした返事の後に、本当に頼むよ？と言ったら、俺を誰だと思ってるの？と言って、森の中へ

僕と傑は悟が行ったのを目視した後に、準一級の呪霊をお互いに三体程度。

そして、四級から二級の呪霊を10体くらい放った。

「よし、これぐらいやれば足止め出来るでしょ。」

「そうだね、じゃあ行こうか、私達も」

「うん」

---

「あ"ー、疲れた～」

「悟、お疲れ様。足止めありがとうね」

二時間程度で早くも団体戦は僕達の勝利で終わり、それで交流会一日目終了で、現在時刻18時丁度。

いやはや、早かったね、呪霊は案外大量消費したけど。

　

「にしても、明日個人戦あるんだよな？は～、めんどくせぇ………傑～、A～、俺の代わりに出てよ。硝子と保健室でのんびり過ごしてるからさぁ」

「「いやだね/むり」」

「…。」

「………悟、明日を終えれば三連休だよ？任務もフリーランスの人達に回してくれるらしいし、学校もない。」

「そうそう。それに、僕…この前、美味しそうなお店をたまたま任務帰りに見つけたし、悟が明日頑張ってくれたら一緒に硝子も誘って行こうよ。ね？」

傑と僕でニコニコと笑いかけながら言えば、少し胡散臭せぇ…と言いながらも、しょーがねぇな！と昨日のように扱いやすい悟になる。

ははっ、悟ってホントに扱いやすいや。

「A！傑！もし俺が個人戦で圧勝したら、三連休、ずっと俺と一緒に遊んでもらうかんな！」

「うんうん、いいよ。傑もいいよね」

「あぁ。私もたまにはね。」

「じゃあ決まり！！つーか、腹減ったからなんか食いたい！」

悟の言葉に、そう言えば今日、冷蔵庫がスッカラカンだったのを思い出す。

僕は、今冷蔵庫に何もないよ。と伝えれば、傑がじゃあ今日はデリバリーを頼もうかと言い出す。

いいね、デリバリー

.→←.