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その4 ページ27
(っく、流石に硬くて素手じゃ裂けないか…
何か、武器になるようなモノは……!)
私は必死に出口を探そうとするが、四方八方を塞がれてしまっては動けない。
だが武器になりそうなモノを探した瞬間、私はいつも呪いを打ち込んでいたバットが近くに置いてあった事に気づく。
…?こんなの持ってきた覚えないのに、どうしてこんなモノが……
《……とみ子》
「!!」
不思議に思いながらもバットを手に取ると、樹木らしき低い声が私の脳内に響く。コイツ、直接脳内に…!?
《とみ子、お前の憎しみをおくれ、いつものようにこれで憎しみを打ち込んでおくれ。
お前の憎しみは心地よい…
…母を呪ったあの日のように、また憎しみを打ち込んでおくれ。》
「……!」
――そう促す樹木に、私は今までやっていた事を後悔する。
……私が夏油さんの言う事も聞かないで呪いを続けていたから、こんな事になってるの?
自分の力がもたらす災いの事も知らないまま、呪詛なんてしていたから…!?
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作者名:勇者の人 | 作成日時:2021年2月27日 10時