102話~ずるい~ ページ11
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そしてまた班で京子と離れることになり
不機嫌を隠さず帰る時も2人の後ろ
京子の背中からじーと沢田をみる。
花が沢田の一言にきれて怒って
腕を組みながら少し近づいて
「大体、大切な親友をあんたみたいなズル休み野郎と
2人っきり出来るわけないじゃん」
『そういえばズル休みしてたね。いつもの2人と』
花、そしてAからそう言われ泣くツナ
「もー 2人ったら、じゃあツナくん後でね」
「あ、後でね！」
「じゃあ後でね」
「あ、やっぱり来るんだ、、、」
と呟いたツナに花がまた「行くわよ！」と怒る
Aもチラリとツナを見たあとにぷいっと
顔を逸らしそのまま京子の腕に張り付いて歩く
＿
『ねぇ、、、あたしもついて行きたい』
Aは今回こそは京子と共に
班の宿題をやりたいと思い2人に
ついて行きたいと言う
「えー？」
「あんた班違うじゃない」
『、、、あたしも京子が心配なの。ねぇ花 お願い』
「んー、、、どうする？京子」
京子の腕から花に擦り寄るように抱きつくと
困った顔をしながら京子に聞くと京子も困った
顔をしていた
「一緒にやりたいけど、Aの班の人が困っちゃうよ？」
『終わってるもん』
「終わってるって、、、今日言われたのよ？」
そんなすぐ終わるわけないでしょ。と
花に怒られてしまった
『、、、だ、だって、』
「だってもじゃないの。京子の事は私に任せなさい
って､､､あ、じゃあ私はここで京子、後でね」
「うん。また後でね」
『はなぁ､､､』
しつこいー！と走りながら去っていく花に
再度怒られしょぼくれてしまうA
「Aも頑張ってね。じゃあまた明日 バイバイ」
『ぁ､､､うん、、また、あした』
花の意地悪、、ちょっとくらい、一緒に、、、
京子と一緒にいてもいいじゃん 花は班も席も
一緒に居れるからあたしの気持ちが分からないんだよ
沢田も､､､花も､､､
『ずるいよ､､っ』
家に入る気力すら湧かず、玄関先の
石段に座り顔を伏せた
「何がずるいんだ？コラ」
『！、、ネロちゃん』
そこに居たのは相棒のファルコを頭に乗せて
石段に座るAの横に見上げるようにして
立っていたのはコロネロだった
なんでネロちゃんがここに？
「何がずるいんだ？」
『ぁ、、そ、それは、、、ネロちゃんに
言っても、分からないことだよ』
「そりゃあ聞いてるのに教えもらえてないからな コラ」
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ステッカー(プロフ) - ゆいさん» 嬉しいですありがとうございます！ (3月16日 1時) (
レス) id: b18adaf805 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - すごく面白くて何度も読み返しちゃいます！ (3月16日 0時) (レス) id: a6128cba78 (このIDを非表示/違反報告)
ステッカー(プロフ) - まーぶりんさん» 大分返信が遅れて申し訳ありません！コメントありがとうございます！！何回もですか！？嬉しいです、はい、更新頑張ります、ありがとうございます (2021年10月23日 0時) (レス) id: b18adaf805 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶりん(プロフ) - この作品大好きで、何回も読み直させてもらってます🥺💞続き楽しみにしてます！！無理をなさらず、更新頑張ってください！ (2021年10月18日 18時) (レス) @page45 id: 045921842f (このIDを非表示/違反報告)
ステッカー(プロフ) - 朝桐さん» こんにちは！読んでくださり有難うございます！アオハルと感じてもらえて良かったです、ありがとう頑張ります！ (2021年8月10日 21時) (レス) id: f775383b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステッカー | 作成日時：2021年7月16日 13時
