その魔王、特訓。風丸「確か海外に留学してたとか言ってたよな…。」 ページ4
着いたのは、厳重に閉ざされている扉、それ以外は土と同化した建物だった。その外観から学校の七不思議の一つと噂されているらしい。
ギィィィー…
錆びた扉が音をたてて開くと、長い髪を垂れ流した幽…じゃなく夏未が待ち構えていた。
夏未「皆揃ったわね。」
「(演出うめえ。)」
鬼灯「(最初からやる気満々だったな、このお嬢。)」
中に入り、地下までの階段を下れば、それぞれ何に使うのかわからないモノ、見たことのない機械だらけだった
夏未「伝説のイナズマイレブンの秘密特訓場、稲光修練所よ。」
「「「えぇぇぇぇええええ！！？」」」
「(ジムか何かかと思ったら全然違った。)」
鬼灯「(経費は何処から…。)」
「(この際、とことん使わないとな。)」
鬼灯・A「(イナズマイレブンと理事長が注ぎ込んだ分まで…！)」
夏未「貴方達、まさか失礼な事考えてるんじゃないでしょうね。」
早速、各ポジションに合ったマシーンにつく
扉にはタイマー機能が取り付けられていて、終わるまでは出られない仕組みになっている様だ
「でかいルーレットだな。」
少林寺「ルーレット？」
「それもカジノとかで使うやつ。」
染岡「おいおい、特訓なのに賭博してどうする。」
風丸「A、さっき回転するって言ったよな。まさか…。」
ギギギ
「そう、そのまさかだ。」
スタートと同時にマシーンは各一斉に作動し始めた
鬼灯「これはいい、楽しいですね。」
壁山「コレの何処か楽しいんですかぁ！！」
中にはレーザービームが飛んでくる所もあり、まさに死に物狂いともいえる特訓が始った
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一方マネージャーsは、時々中から聴こえてくる部員達の悲鳴に心配しながらも、彼らの帰還を待った。
そして漸くタイマーがゼロになって施錠が解除される。恐る恐る覗いてみると、目に飛び込んできた光景は、帝国の時と同じぐらいにボロ雑巾と化した円堂達。
栗松「し、死ぬかと思ったでヤンス…。」
宍戸「イナズマイレブンってこんな特訓してたんだ…。」
円堂「よぉーし！試合まで一週間、毎日続けるぞ！」」
「「おぉー……。」」
これが毎日続くのかと思うと、声も更に弱々しい…ただし一部を除いて
土門「…てか、何で二人はまだピンピンしているんだよぉ！！」
「鬼灯、あれもう一回やろう。」
鬼灯「そうですね、せっかくですし難易度を最高値にしましょう。」
染岡「バケモンかよちくしょう。」
栗松「確か海外に留学してたとか言ってたでヤンスね…。」
その魔王、表情。「（サッサと終わらせて飯食って寝よう。）」→←その魔王、追憶。 「…いや、なんとなくボーっとしてただけだ。」
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Grim reaper(プロフ) - 久しぶりに見たけど最高に面白い…続きはまだですか…先生！ (2023年1月26日 8時) (
レス) @page45 id: e512046324 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - 続編をください、なんでもしますから！！！！（なんでもするとは言ってない） (2020年8月18日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
ゆきうさぎ - このお話大好きです！！更新楽しみにしています！！ (2018年3月30日 19時) (レス) id: 53a93fd98d (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。確認し直すとほぼ全話間違えてました。(・・;)ご指摘頂けるまでずっとソレだと思ってたもので、先入観って怖い(;´д｀)定期的な名前確認は大事ですね。 (2017年9月29日 21時) (レス) id: 3152757adf (このIDを非表示/違反報告)
檜扇所縁(プロフ) - すみません、夏未の漢字間違っています…… (2017年9月28日 20時) (レス) id: 47bf637a57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2014年4月29日 13時
