MONSTAX短編小説 (ページ2)

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心配性彼氏2(JH) ページ2

「いったぁ…」

椅子の上から落ちて

手に持ってたグラスを割ってしまった

しかもガラスが腕に…長袖だった分まだよかったけど

少し手の甲に刺さったのか血が出てる…

『A！！』

「あれジュホンなんでいるの…」

『ま、マスターがAちゃんこけてグラス割った！って割ったって！いうから！血！血出てるんでしょ？痛い…？僕あんま直視、で、できないんだけどさ、だ、大丈夫なの？』

あっ…ジュホンだ…いつものジュホン…

私がバイト始める前はペラペラよく喋る子だったのに

いつの間にか喋らなくなってた…

「まぁガラス刺さったのかな？血出てるけど深くないし大丈夫大丈夫…」

『まってAガラス刺さったの？！病院！病院行ったほうがいいんじゃない？ねぇ！病院行こう！』

ガシッ

「ジュホン、待って大丈夫だから落ち着いてよ」

『落ち着いてられるかよ！だから嫌だったんだ！Aドジだから絶対なにかやらかすし…でも自分から何かやりたいっていうの止められないし…』

あれ…心配してた…？もしかしてただ…ただそれだけ…？

「ふふっ」

『何笑ってんの！ほら！はやく！』

私が心配であんなに毎日うるさかった人が

こんなに静かになるものなの？笑

やっぱりジュホンはジュホンなんだな〜

「もういいの〜何もかも解決したから〜絆創膏貼っておくよ～仕事戻る〜」

『まって！ちょっと！なに！なんなの！僕怒ってるんだから！何自分で解決してるんだよぉ！ねぇ！』

こんなに自分が幸せ者だなんて思ってなかった

「あっ」

スタスタスタ

『な、なに！僕怒ってるからね！』

「いっぱい心配してくれてありがと！もうすぐ上がれるから一緒に帰ろ！大好きよジュホナ〜」

『あっえっ…えっと…うん//？』

可愛い可愛いジュホナこれからもいっぱい心配かけちゃうかもしれないけど付き合ってね？