『リッチ警官キャッシュ』の短編集

フランちゃんとの休日 ページ15

フランちゃんとAちゃんがカフェでお話してるお話です
※若干の逆ハー要素がありますので、苦手な方はお戻りくださいませ
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Aちゃん
・女子力(物理)が強い子
・マルメンくんの同期
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フラン「____で？」

『はい？』

どうもAです。今日は、尊敬するフランさんと一緒にカフェにいるんですが、何故か言い寄られています。何か圧凄いんですけど誰か助けてくださいませんか？？

フラン「彼氏欲しいって言ってたじゃない！いい人見つかった？？」

『い、いや…まだ…』

フラン「だと思ったわー。ちょっと気になる人とかもいないの？」

『き、気になる人ですか…そうですね…』

フラン「誰かいるの！？」

『あ、あの…気になるっていうか、カッコいいな〜って感じた人が2人…』

フラン「誰！？誰！？」

やばいですさっきからフランさんがすっごい食い気味に聞いてくるんです。何かテーブルに手をつけて身を乗り出してるし。あとここお店なんでもうちょっと静かにお願いしたいんですけど

『同期のマルメン君です』

フラン「マルメン君か〜！真面目でいいわよね！！」

『つい先日、ホテルの警護があったんですけど、その日に強盗が現れて…なんとか被害は無くせたんですが、私、ヘマして相手に足を撃たれて…」

フラン「ちょっと待ってなさい。そいつぶっ飛ばしてくるから」

『仮にも警察なんですからその人殺しのような目をやめてください』

フラン「大丈夫よ。死なない程度にやるから」

『絶対ダメですから。この話続きあるので聞きながら落ち着いてください』

フラン「分かったわ…」

『私、その場から動けなくなって、止血はしたんですがやっぱり足は動かなくて仕方なく手すりに思いっきり掴まりながら立った時、マルメン君がいきなり私を抱えて…』

フラン「マルメン君カッコいい！！」

『マルメン君が《大丈夫ですか？無理に立ってはダメです。貴方の体がまた傷ついてしまいますから…》て言いながら救急車まで運んでくれて…』

フラン「もう結婚しなさいあんた達」

『何でですか』

フラン「いやあんた達もうカップルよただの。絶対付き合ってるって噂あるわよ。というか私がこれから流すわ」

『本当にやめてください』

フラン「そういえば、さっき2人いるって言ってたわよね？もう1人は？」

『キャッシュさんです』

フラン「悪いことは言わないわ。あいつだけはやめときなさい」

『失礼ですね』

続きます

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