land6 ページ6
「色がない、世界と言いましょうかね。無彩色な世界。つまりはモノクロと
いうものです。・・・・・あれ、しつこくなっちゃいました?
えー・・・・・。何と言うんですかね。この遊園地自体も、不思議な世界ですんで。
あまり、気にすることないですよ。」
「いやいやいやいやいや・・・・・・。気にしてしまいますよ、これじゃあ。
何で、こんな場所が存在するんですか?」
「それは解りません。えー。此処に来たということは、あなたは悪いことをした
わけですね・・・・・。何をしたんですか?」
何故、悪いことしたってこと、解るの。
あなたはエスパーですか。係員。
「ふふふ・・・。」
「エスパー・・・・・?あなた人間じゃないの?」
一瞬驚いた顔したがすぐに笑い出した。
「人間と聞かれれば、違うけど。エスパーじゃないわ。此処に来る=悪いことしたってね
解るのよ。何故かと言えばさ、悪いことした人間はね、迷い込んだりするのよ。
此処のあたりにね。都市伝説みたいじゃない?」
「?イマイチ解りません。」
悪いことしたのは事実だけどさ、
何で此処に来てしまうの?
「何でかは知らないけど、悪いことした人間は、此処に迷い込むらしいのです。
詳しくは、知りません。」
やはり、係員の言うことは不明だった。
悪いことをした⇒帰り道⇒暗い道を通ったら迷った。⇒家に帰れなくなった
⇒遊園地を見つけた。⇒ここへの道はモノクロ。
このようなことになったのは、真実。
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作者名:ルリ☆アイス | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ANJUANJU/
作成日時:2014年1月8日 14時