幻の虎戦士。 (ページ13)

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広報も練習するんです。ページ13

高山side

Aさんへの質問攻め、衝撃の過去、敬語禁止問題の重すぎるペナルティー。

以上が、本日のハイライト。

藤浪｢接触禁止……最悪。｣

糸原「恨むならAを恨めよ。」

藤浪はなんかテンション低いし、

Aは北條を無視してるし(自業自得)、

ある意味カオス。

あの様子だと、全員酔い覚めてるな。

Aは元々飲めないらしいし、他もセーブしてる。明日から練習あるし。

まあ、あんなことがあるなんて思わなかったけど。

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「え、A？何でいんの？」

『あ、高山さん。』

バッティング練習しようと練習場に来たらなぜかAの姿。

現役時代の練習着着てるし、完全練習モード。

『皆さんがやってるの見て、やりたくなって監督に許可もらいにいきました。』

「心臓大丈夫なの？」

『はい。監督が許してくれたのに驚いてます。』

暫く彼女の横でバッティングを続けた。

北條「A！？何でいんの？」

『いたら悪いですか？』

北條「いやむしろいてほしいけど…大丈夫なん？」

『はい。監督に許可もらってるんで。』

その後昨日のメンバーが騒ぎだし、中谷が「A！」と大きな声で呼んだせいで、

その呼び名がチーム全体に広まったのと、

敬語禁止令を忘れた北條が接触禁止(というか無視された)だったのは別の話。