あの人の妹はFightingGirl! samurai (ページ10)

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予言された四番。ページ10

『翔さんどこおるか知らん？』

G22「翔？もう自分の部屋じゃない？」

G18「明日もあるし。」

そう言われ、仕方なく大将に電話を掛ける。

『大将、今からって大丈夫？』

F6「急やな。どうかしたんか？」

『用件はその時に。自分の部屋おんの？』

F6「おるで。来るなら来いよ。」

はーい、と返事をし、電話を切った。

.

『失礼しま―す。』

F6「おう、入れ入れ。」

ドアを開けるのを躊躇していたらむこうから開いた。良かった。寝てなかった。

F6「お前、急にどうした？」

『あ―、実は…』

大将にもここまでの経緯を説明。

『…ということ。四番なんか私には荷が重すぎるわ…』

F6「…どこに迷う要素が？」

『侍ジャパンには私より四番にふさわしい人、いくらでもおるやん。それこそ翔さんもやし、山川さん、ギータ、和真とか正尚さんも。四番には皆の方が向いてる。』

F6「…だからファイターズでも四番バッターやってこんかったんか？」

『うん。ファイターズには翔平とかきよみー…幸太郎とかいるし、、、』

私ができるかわからないから。

つまりは不安なんだ。不安で、わからなくなってるんだ。

『どうしたらええん…？』

F6「俺だけじゃなくて、皆でそれ共有し？」

『？』

暫くして入ってきたのはギータ、正尚さん、山川さん、和真…侍ジャパンメンバーの中でも各球団の四番打者。

F6「…ってことやねん。」

大将の説明に、真っ先に口を開いたのは正尚さん。

Bs34「…やっぱり。いつかなると思ってた。」

『…え？』