【黒バス】 秘恋。 【宮地清志】

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好きの反対は、嫌い。









だけど、嫌いなら、まだその人に関心があるってことだろ？









じゃあ、愛の反対は？・・・・・・・・・









「無関心」








無関心ってことは、もう、その人に興味がない。









Aの俺に対するもの。それは、無関心。









いくら、こっちがどんなに愛しても、あっちが無関心なら、そこに愛は生まれない。









俺は、どんなにあきらめたって、Aに対する思いは、たぶん一生「無関心」にはなれない。








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好きになることに、訳なんてない。





でも、嫌いになるには、訳がある。









・・・・・・・・・・嫌いにさせてくれよ






もう、関わりたくない。って思うほどに、









ひどいことを言って、俺を突き飛ばせよ。









曖昧に話さないままだから、









まだ好きなんじゃん。・・・・・・・・・・・・









宮 「轢くぞ・・・・・・・馬鹿。」







寝息がかすかに聞こえる、Aと俺しかいない教室でつぶやいた。









俺と、Aが、幼馴染としてであってなかったら。









高校生になって、初めて会う存在だとしたら。









こんな運命にはなってなかったのか・・・・？









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・・・・・・・・って、もうこんな時間かよ。やば、部活・・・・・









・・・・・・起こすか。









でも、一瞬手が止まった。









・・・・・・・・俺の手、震えてる・・・・・？









そうか、怖いんだ。









起こすのが。いや、話すのが。









触れるのが。

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