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24* ページ26

あの時、もっと素直になれていたら























もっと声をかけていたら。


































なんで、こうなっちゃった?









そんなのわかってる。









全て自分の所為。









中学の時、ガキだった俺は自分の思いに気づかなくて。







ただ、冷やかされるのが嫌だから、





自分から断ち切った。









最初の方は声をかけられた。








でも、ずっと無視を続けた。






無視するたびに悲しい顔をするAの顔を見るのが、辛かった。









中二になり、Aとクラスが変わった。





Aと同じクラスの奴によると、Aは、二年になってから人が変わったかのように大人しくなったらしい。







んな、嘘だろ。







そう思い、Aのクラスを覗いた。







・・・・・・・本当だった。





休み時間はいつも友達と笑って過ごしていたのに、今は机の上でボーっとしてる。







俺の所為?・・・・・・・・いや、そんなわけない。




なんて自意識過剰なんだ。俺。









大人しくなったAを見ていられなくなって、俺は教室を後にした。









中三になって、俺は一回だけAと話した。





いや、これは話したに入るのか?









移動教室なのか、一人で教科書などを持って歩いていたAを偶然見かけた。






でも、だからと言って何かするわけでもなく、ボーっと見つめる。








あ、筆箱落とした。






拾うのかと思ったら、全然落としたのに気づいてなかった。









・・・・・・・・・・・・








宮 「・・・・・落とした。」






少しぶっきらぼうな言い方になってしまった事に後悔。





ゆっくりと振り向くA。





久しぶりにきちんと見た気がする。






でも、Aは声を発することはなく、





黙って受け取ると、ぺこっと頭を下げて走っていってしまった









走っていく後ろ姿が、小さく見えたのはきっと俺の背が伸びたから。






そして、一瞬目があったのに逸らしてしまったのは、









きっと、Aを好きになったから。







































近すぎて、気づけなかった想い。








あの時、関わるな、なんて言わなきゃ、未来は変わってたはず。









後悔だけが募る、毎日。――――――――――――――

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みぃ - 宮地側凄く切なくなりました!今後の展開が楽しみです!!欲を言えば裕也君出して欲しいです笑 (2015年3月30日 18時) (レス) id: 0929c9d91e (このIDを非表示/違反報告)
あや - すごく面白いですね!続きがすごく楽しみです!更新頑張って下さい! (2015年3月24日 20時) (レス) id: c256d9c6db (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが気になります〜!更新頑張ってください! (2015年3月10日 22時) (レス) id: 61cf4f727a (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 宮地先輩頑張って!!夢主ちゃんかわいい!作者さん,この、小説とってもおもしろいです,これからも更新頑張ってください( ロ_ロ)ゞ (2015年2月24日 6時) (レス) id: 34e93f4ebe (このIDを非表示/違反報告)
虹村祥吾 - 宮地さぁぁん (2015年2月3日 11時) (レス) id: f5df106285 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結* | 作者ホームページ:   
作成日時:2014年9月1日 19時

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