浪川君の彼女はあの○○の妹。Returns！【浪川蓮助】 (ページ36)

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３４．大会の真実ページ36

牛丼を食べ終え、不動さんに連れられ私達は帝国学園の奥にある会議室のような所に来た

喜多「監督…、ここは……？」

不動「……かつてレジスタンスの人が集まっていた場所だ。ま、もう誰も使わない所だけどな。だからこそ、ここで話す。外部に漏れたら俺の身が危ないしな」

と笑い混じりに言う不動さん

一息置いて、私達の顔を一人ずつ見ていく

不動「お前らは、全国に通用するくらい技術があるから代表に相応しい。それは影や………黒岩監督も分かってるはずだ。だが＿＿＿“宇宙”に通用するか？」

千宮路「宇宙……？」

不動さんが言った意味深な発言に誰もが疑問を持つ

すると不動さんは新聞を取り出した

不動「前に起きた、月が消えたっつーニュースは知ってるか？」

黒裂「あの、何の前触れもなく一瞬で消えた……という？」

不動「あぁ。それが＿＿＿全ての始まりだった」

＿＿＿＿＿＿…………

貴方「グランドセレスタギャラクシー……ですか」

貴志部「で、ですが、地球の命運がかかっているのなら尚更あいつらじゃない方が…！！」

不動「いや。今回のこの件はあいつらじゃないと駄目なんだ。あいつらじゃなけりゃ勝てない」

真帆路「……どういう事ですか」

真帆路さんがそう聞き返すと不動さんは椅子にふんぞり返った

不動「“ケモノの力”があるんだってよ」

レジジャパ「…………はい？」