浪川君の彼女はあの○○の妹。Returns！【浪川蓮助】 (ページ11)

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９．選考会当日ページ11

蓮助との関係は改善されないまま選考会の日を迎えることになった

控え室には瞬木君も居る

瞬木「へぇー。これがサッカー部のユニフォームか。

まぁ、着るのはこれっきりだろうけど」

浪川「…くだらない事話してる暇があったらさっさと着替えろ」

瞬木「はいはい」

あの2人が少し話すだけで控え室の空気が重くなる

いつも元気な村上君でさえ俯いたままだ

喜峰「……浪川、時間だぞ」

浪川「…あぁ。行くぞ」

選考会が始まるのでフィールドに向かった

スタジアムはたくさんの観客で賑わっていた

フィールドにはすでに他の学校が整列している

そして＿＿＿この前蓮助が見せてくれた紙に載っていたメンバーが

代表選手として前に整列する

松風達以外見たことがない人だった

黒岩「これより、エキシビジョンマッチを行う」

私達が控え室に戻るとそんな放送が聞こえてきた

けど、蓮助は黙々と制服に着替えて帰って行ってしまった

湾田「Aはどうする？」

貴方「うん、見に行くよ」

私達が観客席に座った時、すでに試合は始まっていた

そして＿＿＿その時点で帝国に大差をつけられていた

瞬木君の事を応援してあげたいけど…やっぱり認められない自分がいる

私だってサッカーが大好きだし、代表として世界と戦いたかった…

スカートの裾をｷﾞｭｯ…と握りしめる

すると＿＿＿

「よぅ。A。元気にしてるかー？」

何者かに後ろから声をかけられた

貴方「不動……さん…？」

不動「たくっ…、あの人も変なメンバーを選んだな。

なぁ、A…。俺と来ないか？」