第６８話 記憶 ページ20
ツ「人を怖がらせたり、力やお金を使て支配することに・・弱い人の気持ちなんて少しも入ってないじゃないか」
Ｄ「なっ・・貴様にエレナの気持ちがわかるというのか！！」
ツ「え！？エレナさんの・・気持ち・・？・・・わかるよ」
Ｄ「！な・・何だと・・？」
ツ「エレナさんは、お前に感謝してる」
Ｄ「！！」
ツ「ボンゴレの超直感で感じるんだ・・エレナさんはお前が自分の事をずっと忘れずにいてくれた事に・・自分の為にずっと必死に生き続けてくれた事に“ありがとう”って・・・」
Ｄ「エ・・レナ・・・」
Ｄの手は、真っ直ぐ私の方へ伸びてくる
ハ「え？」
Ｄ「エレナ・・・」
リ「！・・エレナは、ハルに似てんだ」
ツ「！言われてみれば・・」
私は消えかけているＤに近づき、伸ばされた手を取る
ギュ・・ッ
ハ「Ｄ・・もういいんです。ゆっくり・・眠ってください」
Ｄ「！！エレ・・ナ・・・お前を救えなかった私を・・・許してくれ・・！！」ポタタ
サアア
Ｄ「ぐあっ」
ツ「Ｄ！！」
リ「・・お前は行き過ぎたんだＤ。安心してエレナの元へ行ってやれ。ボンゴレのことはツナに任せてな」
ツ「ちょっ何言ってんだよ！！」
リ「Ｄも身を持ってわかったはずだ。ボンゴレ１０代目候補は確かにダメで情けねぇところもあるが、心配するほど弱くねーってな」
Ｄ「フ・・何十年ぶりかに眠いと感じる・・・エレナの気持ちを聞けて・・緊張が解けたようです・・。たとえそれが、沢田綱吉の猿芝居だとしても」
ツ「！！」
Ｄ「お前のやり方を見せてもらいましょう、沢田綱吉。ただし名を汚すようなことがあれば許しませんよ・・エレナの愛したボンゴレなのだから」
サアア・・・
私の手に握られていた手は、霧となって消えた
私はゆっくり立ち上がり、ムクロウを抱っこして
骸さんの体の方へ行き傷を見る
山「ツナ！」
ツ「Ｄの幻覚空間が解けたんだ！！」
牢獄に投獄されたシモンの人と了平さんも無事、帰ってきた
ゴロン
ハ「っ・・・」
ボロボロになった骸さんの体
ム(骸)「なぜ泣くのです？やっとＤ・スペードの脅威が去ったというのに」
ハ「はい・・・」
ザ・・
ツ「骸・・ごめん」
骸？「クフフ・・なぜ謝る」
ツ「あっ」
骸「僕にとっては得るものの方が大きかった・・・つっ」
ツ「骸お前！！自分の体に！！」
「聞け」
「「！！」」
復「ボンゴレ、シモンよ。最後に伝えるべきことがある」
それは最後の記憶だった
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タピオカ王子♪(プロフ) - 完コメありがとうございます！！次作もどうぞよろしくお願いします（土下座） (2015年1月10日 20時) (
レス) id: 62e15fbc17 (このIDを非表示/違反報告)
ラルル(プロフ) - 完結おめでとうございます！！ものすごく面白かったです…！完結してしまい少しさみしい気持ちもありますが、とても良かったです！！！ (2015年1月10日 13時) (レス) id: 276b22ae2f (このIDを非表示/違反報告)
静花(プロフ) - 完結おめでとうございます。とても面白かったです。次回作楽しみにしてます。本当に、お疲れ様でした！！！ (2015年1月10日 12時) (携帯から) (レス) id: 37a6259cc0 (このIDを非表示/違反報告)
美琴(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！次回作楽しみに待ってます♪ (2015年1月10日 6時) (レス) id: 2f41af5f36 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 完結おめでとうございます。次回作楽しみです！ (2015年1月10日 0時) (レス) id: f0ec460118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピオカ王子♪
| 作成日時：2014年12月17日 19時
