◇ 7人の侍と女の子 ( 7 ) (ページ18)

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● 疲れ # 3 ページ18

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A side

撮影もなんとか順調に進めることができたんやけど、問題は最後。

スタッフさんの " これで本日の撮影終了です " と声がかかった瞬間、

溜まってたものが一気ドッと出たのか、それとも貧血が原因か

目の前の景色がグワンと揺れた

濵田｢ A!!!! ｣

と濵ちゃんが倒れかけたうちを支えてくれた

それからの記憶はぼんやりとしかない

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濵田 side

神ちゃんから話を聞いて、その日はずっとAのそばにおった

だって、相方やもん。俺が守らなあかんやんか

濵田｢ A!!!! ｣

目の前でAがふらついた時にはさすがにビビったけど

A｢濵ちゃん、大丈夫やから… ｣

濵田｢どこがやねん。ちょ、ごめんやで? ｣

そのままAを、いわゆるお姫様抱っこをするように抱きかかえて楽屋に戻った

A｢ …ん｣ｷｭ

俺の衣装をキュっと握るAに

縁起でもなくときめいてもうたのは内緒

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楽屋に戻り、しばらくすると目を覚ましたAに食いつくように慌てて駆け寄る望

小瀧｢しんどかったやんな? 今具合どんな感じ? ｣

A｢望…? ｣

小瀧｢そう、望｣

A｢うちまたやらかしてもうたぁ……(泣) ｣

重岡｢やらかしてへんよ。よう頑張った｣

藤井｢今回は仕方ないって｣

A｢いや、でもさ… ｣

濵田｢ Aはめっちゃ頑張ったって。みんな思ってるから安心し｣

A｢でも… ｣

濵田｢ A ｣

ずっと下向いてAの顔を両手で挟み、上げる

A｢う｣

そしてじーっと見つめる

濵田｢俺が嘘ついてるように見えるか? ｣

A｢見え、へん｣

濵田｢よし、それでええねん｣

と言うといつものようにふわっと笑った

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その後、みんなからお姫様抱っこ、その他もろもろについて散々茶化されたのは言うまでもない

- そら。さん･結愛さんリクエスト -

( 1つにまとめさせていただきました!! )

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