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出会い7 ページ9
幸太side
A「でも2人とも凄いね〜、リレー選手だなんて！2人とも速いし、優勝間違いなしだよ！」
長里「ちょっ、プレッシャーかけんなよ」
A「あはは〜応援してるよ」
長里「俺もAの騎馬戦を応援してるよ」
A「あ、ホントにプレッシャーかかるね」
「A、大将騎だもんな」
A「神名くんまでプレッシャーを！うーん、緊張してきちゃった…」
長里「今からかよ(笑)、しっかりしろよ？応援団長なんだから」
A「分かってるよー」
Aは昔からしっかりしていて、よくリーダーを任されていた。
でも、ホントは緊張しやすくて、気負いやすいことを俺は知っている。
「俺も応援してるよ、A」
A「もー、神名くん！嬉しいけど、プレッシャーかけ……」
「頑張れ、A」
A「え……」
俺はいつの間にかAの頭を撫でていた。
「わあー！？す、すまんっ、A！」
長里「神名、大胆だなー(笑)」
「あっ、うん、だ、大丈夫……うん、」
ケラケラ笑う長里と戸惑うAを見て、「やってしまった……」という感情で頭がいっぱいになった。
頭を撫でたうえに、ついAなんて呼んでしまった。
ホント何やってんだ、俺は……
A「(何だろう……なんか、前にもこんなことがあった気がする……気のせい、かな？)」
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作者名：スガ | 作成日時：2020年6月29日 21時
