検索窓
今日:2 hit、昨日:18 hit、合計:917 hit

出会い2 ページ4

幸太side


尚和「なぁ、幸太!今日皆でカラオケ行かね?」


「カラオケ?」


ある日のこと、俺の友達の尚和が俺に向かってそう言った。


「俺はパスかな、そういう気分じゃないし」


A「えっ、神名くんは行かないの?」


「え?もしかしてAは行くのか?」


A「うん。皆で行った方が楽しいと思って神名くんも誘ってもらったんだけど……」


「行かないんだね…」そう言ってシュン…とするAに俺は罪悪感を覚えた。


「や、やっぱり俺も行っていいか?」


A「え、ホント!?わあ、嬉しい!じゃあ皆に伝えてくるね!」


そう言ってAは皆のところに駆け寄っていった。


尚和「……お前、絶対Aさん目当てだろ」


「!そ、そんなことねぇよ」


尚和「ふーん?まあ、いいけど。Aさん狙ってんなら早くした方がいいんじゃね?」


「あれ見ろよ」と尚和はAの方を指差した。

その指の先には楽しそうに話すAと、学級委員の長里詠斗が居た。

長里はAと同じ中学だったらしく、Aと仲が良い。

昔のことを忘れられてる俺なんか及ばないくらい。


「……分かってるよ」


そう言って俺は楽しそうに笑うAを眺めた。

出会い3→←出会い1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:オリジナル , 恋愛 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:スガ | 作成日時:2020年6月29日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。