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「ごめん、布団なくて…」
岸「あ、うん、俺こそ
急に泊まらせてもらってごめんな？」
天井を見たまま、首を横に振った。
風磨くんに言われた通り
岸くんと一緒に
同じベットに入ってみたけど、、
肩が触れるだけで反応してしまうほど
ドキドキして眠るどころではない。
いつも通り豆電球にしたけど
目が慣れてしまって
もう既にはっきりと周りが見える。
…真っ暗にすれば良かった。
でも今動いたら
意識してるって思われるのもやだし。
考えた末に、目をぎゅっとつぶって
睡魔が来るのを待つことにした。
でも、少ししたら、左手を握られて
パッと目を開けた。
ゆっくり隣を見ると、
岸くんが、眠たいのか
薄目を開けて微笑んでいた。
「…もしかしてずっと見てた…？」
岸「うん。寝たのかと思った。」
「…寝れるわけないじゃん。」
岸「だよな。俺も全然寝れないや。」
そうやって笑うけど、
よく考えたら私たち
付き合ってるわけでもないし
一緒のベットで寝るなんてやっぱおかしい。
「、やっぱ私リビングで寝るよ！
ほら、岸くん一応お客さんだし
邪魔したらいけないからっ…」
手を半ば強引に離して
ベットから降りた。
そしたら岸くんが体を起こす。
岸「邪魔なんて一言も言ってないじゃん。」
「でも、寝れないって…」
てか、私がドキドキして無理だったから
無理やり作った言い訳なのに
そこ突っ込まないでほしい、、
岸「ごめん。」
「…え？」
岸「じゃあちゃんと寝るから
行かないで？」
「っ、」
なにそれ。ずるい。
思わせぶりもいいとこ。
…そう言えばそうだったじゃん。
廉くんが入社する前から
岸くんは思わせぶりが上手だった。
岸「ねぇ、お願い。
俺1人でこのベットはやだよ。」
「…？」
岸「…永瀬のこと思い出して嫉妬する。」
「岸くん…」
岸くんまだ酔ってるのかなぁ…
こんな正直に気持ち
伝えてくれるなんて珍しい。
まあ、いっか。
明日は土曜日で何も用事ないし。
…眠れなくても大丈夫。
「ん、わかった。」
改めて隣に寝るのは恥ずかしかったけど、
もう一度、岸くんの隣に入った。
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ももも。(プロフ) - さなさん» ありがとうございました！(*´▽｀*)続編も下書きを書いてみて、いけそうだったら公開したいと思います！ (2018年7月13日 19時) (
レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - ももも。さん» 完結おめでとうございます！！とっても面白かったです！最後は2人とも幸せになれてほんとに良かったです！もし良ければ結婚までの2人のお話しも読んでみたいです！これからも応援してます…！頑張って下さい！！ (2018年7月12日 20時) (レス) id: dd0236ddd1 (このIDを非表示/違反報告)
ももも。(プロフ) - さなさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年6月30日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - とても面白いです！岸くんの一途な気持ちや、主人公の切ない気持ち、廉くんの主人公思いな所、見ていてキュンキュンします！更新頑張って下さい！！ (2018年6月24日 23時) (レス) id: 33f5ac50b8 (このIDを非表示/違反報告)
ももも。(プロフ) - ささん» そんな風に言っていただけて本当に嬉しいです(><)期待に少しでも添えるよう頑張ります！ (2018年6月15日 10時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももも。
| 作成日時：2018年5月31日 20時
