Love Is So Nice ページ13
*
正直に言ってしまうと僕は
この曲を書いた日を思い出せない。
ある日、ざっとデモテープを聴いていたら
馴染み薄いのにわりといいなという曲が
僕の声で流れて来たのだ。
そしてサビや最後の部分まで作ってみて、
そのまま放置していた曲だ。
(想像以上にこういう曲は多い。アルバムを発売する予定がないのに曲を作ってしまう習慣のせいで、作っては真っさらに忘れてしまうデモ曲たち。)
そう考えると、この曲には
特別な思い入れがあるわけではないが、
コンサートのためにバンドメンバーと練習中
曲の最後に出てくる ‘僕とずっと一緒にいて’
という歌詞がとても気に入ったのだ。
複数人で歌ったらとても良い歌詞だと思い、
すると何度も聴きたくなるようになった。
だから、そうする事にした。
初めは1、2回ほど多く口ずさんでみることにした。
満足しなかった。
だからとりあえず、アウトロを2倍の長さにしてみた。
満足した。
そうして、コンサート中に皆さんと一緒に
その部分を口ずさむこととなった。
コンサートのあと、僕はこの曲を
アルバムのタイトル曲にしたいくらいに
好きになった。面白いでしょう？
(すぐ冷静になって新しい曲を書き下ろしたが。)
楽しみにしている。
皆さんとまた、
この歌をもう一度口ずさむ日を。
すぐですよね。早く逢いましょう。
皆さん。
*
Love Is So Niceはこのアルバム
‘The Story Op.2’の発売前、
2016年12月に行われたコンサートツアー
‘JONGHYUN - X - INSPIRATION’
にて披露されました。
観客と一体になり一緒に歌われました。
すぐですよね。早く逢いましょう。
これは2017年4月、
このアルバム・エッセイの発売後
5月のコンサート‘The Letter’、
そして12月の‘INSPIRED’にて
約束が果たされています。
*
No.5 -Blinking Game-→←No.4 -Love Is So Nice-
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作者名：Y | 作成日時：2017年11月20日 13時
