【進撃の巨人】2000年の時を越えて (ページ6)

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ｺﾝｺﾝ

リ『誰だ。』

「Aです。書類をお持ちしました。」

リ『…… 入れ。』

ｶﾞﾁｬ

「失礼します。こちらの書類で…うわ…この書類の山は、もしかして…。」

リヴァイ兵長の机の上には、目を背けたくなるほどの量の書類が積み上がっていた

リ『この書類を今日中に出せとな。全く。人遣いが荒い奴だ。』

リヴァイ兵長は溜息をつきながらそう言った

「これはさすがに…1人でできる量じゃないですよ！」

私は積み上がった書類を半分取り上げた

リ『なんの真似だ。』

「なんの真似って…私も手伝うんです！」

リ『いやいい。俺が頼まれた仕事だ。やらせるわけには…』

「うるさーーーーい！！！！！」

私は兵長の言葉をさえぎる様に叫んだ

リ『……。』

「あなたね！無理をしすぎなんですよ！！毎朝机に伏せてる兵長見てると心が痛むんですよっ！！」

リ『……』

兵長は何も言わずに私を見つめた

「この半分。私がやります」

沈黙が続いたあと兵長が口を開いた

リ『………座れ。』

私は兵長の横に座った

「こんな量の書類を1人でやろうだなんてバカなんですか？」

呆れるように私は言った

リ『それはエルヴィンに言え。俺だって文字を見続けるのは苦痛だ。』

そんな何気ない話をしていると他の隊員がリヴァイ兵長を呼びに来た

リ『ああ。今すぐに行く。すまんが少し席を外す。』

そう言って兵長は席を立った

「はい分かりました。こちらで進めておきます。」

私がそう言うと兵長は部屋を出た