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私はマイケルの方を見ると「ジジジィ」と姿が歪んでいき、猫から三つ目のカラスの姿に変わった。
私が連れて来たのはマイケルじゃなくてクロウリーだったの?いつから?
「ご主人様!この人間を消して下さい」
「はい。この人間は我々の世界に入ってきました。つまり異物です。排除しなければなりません」
「待ってよ。クロウリー、あなたも魔法陣を使ったからここにいるんじゃないの?」
「いいえ、違います。さぁ、ご主人様!!」
クロウリーは大きく羽ばたいたかと思うと、黒い羽が舞い上がり私の視界を覆った。
何も見えない。
「ふふふ、大人しくして頂戴ね」
どこからか魔女の声が聞こえる。
ああ、私は本当に迂闊だった。魔法陣の模様を覚えていないのは私の方だった。
グサッ!!
魔法の矢が私を貫いた。
「さようなら」
魔法の矢 ページ18
え?クロウリー?
私はマイケルの方を見ると「ジジジィ」と姿が歪んでいき、猫から三つ目のカラスの姿に変わった。
私が連れて来たのはマイケルじゃなくてクロウリーだったの?いつから?
「ご主人様!この人間を消して下さい」
「え?消す?」
「はい。この人間は我々の世界に入ってきました。つまり異物です。排除しなければなりません」
「待ってよ。クロウリー、あなたも魔法陣を使ったからここにいるんじゃないの?」
「いいえ、違います。さぁ、ご主人様!!」
クロウリーは大きく羽ばたいたかと思うと、黒い羽が舞い上がり私の視界を覆った。
何も見えない。
「ふふふ、大人しくして頂戴ね」
どこからか魔女の声が聞こえる。
ああ、私は本当に迂闊だった。魔法陣の模様を覚えていないのは私の方だった。
グサッ!!
魔法の矢が私を貫いた。
「ぐぅ……あ……」
「さようなら」
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作者名:キシリトール | 作成日時:2021年11月16日 15時