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そう聞くと彼女は首を傾げた。
「マイケル？誰の事かしら？」
「マイケルですよ。ほら、そこにいるでしょう」
彼女が指をさしてもそこには誰もいなかった。
「誰かと勘違いしていませんか？ここにはあなたと私しかいませんよ？」
バッと彼女の方を見ると、応接室に居た女に変わっていた。
あれ、今まで私は誰と話をしていた？
店にいたはずなのに、周りがどんどん崩れていき、空間が歪んでいく。
後ろを振り返ると扉がある。あそこに入れば戻れる？そう思ったが彼女に腕を掴まれた。
「あの魔法陣は私のものよぉ」
マイケル ページ15
どうしてこの人はマイケルの名前を知っているんだろう？私がマイケルの名前を教えたのはあのカラスのクロウリーだけだ。
「マイケルさんのお名前は誰がつけたんですか？」
そう聞くと彼女は首を傾げた。
「マイケル？誰の事かしら？」
「マイケルですよ。ほら、そこにいるでしょう」
彼女が指をさしてもそこには誰もいなかった。
「誰かと勘違いしていませんか？ここにはあなたと私しかいませんよ？」
バッと彼女の方を見ると、応接室に居た女に変わっていた。
あれ、今まで私は誰と話をしていた？
店にいたはずなのに、周りがどんどん崩れていき、空間が歪んでいく。
ここは一体どこ？
後ろを振り返ると扉がある。あそこに入れば戻れる？そう思ったが彼女に腕を掴まれた。
「あの魔法陣は私のものよぉ」
そう言ってニタリと笑った。
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作者名：キシリトール | 作成日時：2021年11月16日 15時
