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「はいなんですか？」
「奥の部屋に入っていいですか？」
店員さんはうーんと少し考えた後、売り物にならない物を置いてある倉庫だから関係者以外は入れないと説明した。
「じゃあ、この木彫り人形と前に渡した魔法陣と交換できますか？」
「え？どうしてその事を知っているの？」
私は先程あった出来事を話すと、彼女も納得してくれた。
「分かったわ。でも、本当に価値のある物は置いていないのよ。ただのガラクタばかりだし、私も掃除をしたいのだけど時間がなくてね。でもまさか小人が店の中にいたなんて、不思議ね」
奥の部屋に魔法陣が置いてある事は確かだけれど、店員さんの口ぶりから交換はしてくれないみたいだ。
「掃除をするなら手伝います」
「ええ、大丈夫よマイケルさん」
そう店員が言うと私の後ろに隠れていた猫のマイケルが「にゃあ」と返事した。
奥の部屋 ページ14
「あの、すみません」
「はいなんですか？」
「奥の部屋に入っていいですか？」
店員さんはうーんと少し考えた後、売り物にならない物を置いてある倉庫だから関係者以外は入れないと説明した。
「じゃあ、この木彫り人形と前に渡した魔法陣と交換できますか？」
そういうと彼女は目を丸くした。
「え？どうしてその事を知っているの？」
私は先程あった出来事を話すと、彼女も納得してくれた。
「分かったわ。でも、本当に価値のある物は置いていないのよ。ただのガラクタばかりだし、私も掃除をしたいのだけど時間がなくてね。でもまさか小人が店の中にいたなんて、不思議ね」
奥の部屋に魔法陣が置いてある事は確かだけれど、店員さんの口ぶりから交換はしてくれないみたいだ。
「掃除をするなら手伝います」
「ええ、大丈夫よマイケルさん」
そう店員が言うと私の後ろに隠れていた猫のマイケルが「にゃあ」と返事した。
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作者名：キシリトール | 作成日時：2021年11月16日 15時
