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という私の返事を聞いて、彼らは困っていた。どうしよう?と考え込んでいたが、ふと思い出したように「そうだ!これを持っていくといいよ」と言って差し出してきたものは、小さな木彫り人形だった。
「これは?」
「俺達の宝物さ。お嬢ちゃんありがとよ」
そう言って小人はカウンターから降りて、店の隙間へ入っていき姿を消した。
ピンクのガラス瓶は渡してしまったけど、私が描いた魔法陣は返してもらえないだろうか?木彫りの人形と交換できるかな?
そんな事を考えているとカランカランという鈴の音と共にこの前の店員さんが帰ってきた。
「あら、ごめんなさいね。お客さんがいたのね」
「そうなの?ゆっくり見て行ってちょうだいね」
そう言われて店内を見渡すと、奥にもう1つ扉があった。その扉の向こうに魔法陣があるのだろう。
木彫りの人形 ページ13
「どうかそれを譲ってはくれないだろうか?」
「タダではあげられないんだけど」
という私の返事を聞いて、彼らは困っていた。どうしよう?と考え込んでいたが、ふと思い出したように「そうだ!これを持っていくといいよ」と言って差し出してきたものは、小さな木彫り人形だった。
「これは?」
「俺達の宝物さ。お嬢ちゃんありがとよ」
そう言って小人はカウンターから降りて、店の隙間へ入っていき姿を消した。
ピンクのガラス瓶は渡してしまったけど、私が描いた魔法陣は返してもらえないだろうか?木彫りの人形と交換できるかな?
そんな事を考えているとカランカランという鈴の音と共にこの前の店員さんが帰ってきた。
「あら、ごめんなさいね。お客さんがいたのね」
「あ、いえ。ちょっと商品を見せてもらってました」
「そうなの?ゆっくり見て行ってちょうだいね」
そう言われて店内を見渡すと、奥にもう1つ扉があった。その扉の向こうに魔法陣があるのだろう。
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作者名:キシリトール | 作成日時:2021年11月16日 15時