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古びた小屋 ページ11

「おかえり」



「え??」


師匠がいた。ここは……師匠の店だ。なんでここに?外観は古びた小屋だった。


「言ったでしょ。昼間とは姿が変わるって。まやかしを見せられることもあるのよ」


きつねにつままれた感じだ。ふと扉を見ると魔法陣が描かれていた。これはもしかして小屋と店を繋ぐ場所移動の魔法陣?私は師匠の思惑通りに走っていたみたいだ。
きっと師匠には敵わないんだろうな。


「明日、その店に行けばいいわ。まぁ私は魔法学園に用はないから行かないけどね」


そう言うので、私は仕方なく寝る事にした。明日はマイケルを連れて行ったほうが良いかもしれない。



次の日、あの香水の店を訪れた。店内には店主らしき人はいなかった。代わりにカウンターの上に小さなガラス瓶が置かれており、中には液体が入っていた。

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作者名:キシリトール | 作成日時:2021年11月16日 15時

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