転生したらスノの紅一点になってた話

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『遅れてすみませんでした！！』



岩「ったく、間に合ったから良いけどヒヤヒヤしたんだぞ？」


佐「まぁまぁ。間に合ったからＯＫ！リハがんばろーなー」





今私の目の前にはSnow Manさんが勢揃いしてるわけで


さすがに目の前にアイドルは緊張するなー

いや、今は私も一応アイドルなのか？




「はーい、では段取り確認から始めたいと思いまーす」


スタッフさん達に促されて次々と説明を聞いていく




向「この辺でこっちに走った方がええんちゃいます？」


岩「ここの演出、もっと静かな感じで始まった方がいいかも」




メンバーそれぞれが意見を出し合って本番での動きをつくっていく



スタッフ「じゃあこの流れで次はこの曲の隊形に…」




私はというと、メモを片手にパフォーマンスでの動きや立ち位置を覚えるのに必死


ここで喋りを挟んで、次に台に上って…

こんなにめまぐるしいのかライブって！




目「あそこで全員走り出すっていうのは、どうですかね」


気がつくと顔に汗を浮かべた目黒さんが私の横に立っていた

え、わたしに話かけてる？



『え、うん…いいんじゃないかな』




ただのアイドル初心者にそんなこと聞かれても…



目「よし、Aさんがそういうなら良いアイデアなのかも。ちょっと提案してきますね」




うう…心が痛いよ



Aさんは相当人望のある人だったみたい


メンバーにもスタッフさんにもすごく頼りにされている




スタッフ「それでは最後に舞台幅の確認と演出のチェックのため、一曲踊っていただいて今日の仮リハを終わりたいとおもいます」



スノ「分かりました！」

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