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遅く起きて、キッチンに水を飲みに行くと、
美香さんがキッチンで何やら悩んでいた。
「おはよう！なに？水飲む？」
『あ、おはよう。ううん。水は、勝手にいただいちゃいました』
「なに悩んでるの？(笑)」
『えっ！あ、うん。朝ごはん作った方が良いかな？って思って。でも独身男性の冷蔵庫と思えないくらい食材が入ってるから、ビックリして。そっか、アスリートだから食事も気を付けてるのかな？って思って。だったら、下手に作らない方が良いか・・・って。』
上目づかいで見てくる
「それ、ずっとそこで悩んでたの？」
『いやいや、私もさっき起きて・・・』
「んー、じゃぁさ、もうこんな時間だし、ボチボチ準備して、ブランチ食べに行こ。オープンカフェの、おしゃれなお店あるよ。パンケーキが美味しいらしいよ」
『え〜行ってみたーい！イタリアっぽーい！』
「あ、ごめん。モーニングルーティーンのストレッチするから、1時間待ってて」
『おぉ。朝もやるんだね！アスリートっぽーい(笑)』
「普通のアスリートですから」
美香さんと観光・・・とは言ったものの、
自分も詳しいわけではなく・・・。
結局二人で観光案内所に行って、観光客向けのバスツアーに参加した。
美香さんのバレー歴の話聞いたり、俺のバレーの事聞かれたり、マサさんの高校時代の話とかして、俺にしてはこんなに女性と自然に話題が尽きることなく話せるのは、なかなかレアだ。姉と妹くらいなもん。美香さんがマサさんと同い年っていう事が、まず緊張をほぐしたし、美香さんが俺の事を普通の友達みたいに接してくれるのが、嬉しかったし気が緩んだ。
バスツアーも終わって、
さて、夕飯どうしますか。
「夕飯どうしようか？」
『あのさ、私、祐希君にご馳走したいんだけど！』
「え？」
『昨日からずっごいお世話になったし、今日もすっごい楽しかったから、お礼がしたいの。外食でも良いし、昨日も外食だったから、外食じゃない方が良ければ、私が作るし！どっちが良い？祐希君の食べたいものにしよ？卒業祝いだし』
「良いのにー。」
『良いから良いから、ほらほら、何が食べたい？』
ホントは俺の作れない和食を作ってほしいけど、美香さんも疲れてるのに、作ってもらうの申し訳ないし、美香さんのイタリアの最後のディナーだから、ちょっと良いもの食べてもらいたいし・・・
「外食にしよ！ん〜〜。肉だ肉！」
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Kayokoyuki(プロフ) - このお話も好きすぎますハート 更新楽しみに待ってます！ (2021年7月21日 2時) (
レス) id: 2c9453d333 (このIDを非表示/違反報告)
Meets(プロフ) - M-Y8-14さん» ありがとうございます〜。今回は50話以内に終わらせるつもりです！どうぞお付き合いくださいませ！ (2021年1月24日 22時) (レス) id: 97abf42110 (このIDを非表示/違反報告)
M-Y8-14(プロフ) - Meetsさんお帰りなさい★待ってました。また楽しませて頂きます♪ (2021年1月24日 21時) (レス) id: b8eee20f7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meets | 作成日時：2021年1月24日 1時
