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コンコン

『入るよ〜?』

「いいよ」

里美ももう着替えてた。

洗い終わったボトルの水滴を拭き始める。


『今日はみんなよく頑張ったね〜』
手はそのまま動かしてる

「あー、うん」

『マサも疲れたでしょ?』

「あー、まぁ」

『もう、しゃべれないくらい疲れたの?』

拭き終わったボトルをかごに入れて、俺の横の棚にしまうために俺の横まで里美が来た。

かごを棚に収めて
『はいお待たせ、終わりました〜』とこっちを向いて、

俺の腕をポンポンとたたく

『話って?』

俺の腕から離れていく里美の手を思わずつかんだ。

『えっ・・・』

里美の手をつかんだまま、里美の正面に立つ。







ふぅ。一回深呼吸して、







「俺・・・里美が好きだよ。・・・俺の彼女になってほしい。」







『えっ・・・ホント・・に・・?』



「ホントに決まってるし。・・・返事は?」


里美の頬に涙が伝う。

涙を拭うと、その手に里美の手が重なる。

『私も、マサが好き・・・。』

「やば。めっちゃ嬉しい」

掴んでた里美の手をグイっと引き寄せて、そのまま抱きしめる。



「ホントに大好きだから」


『うん。私も、大好きだよ』


里美の手が俺の背中に。

マジで、もう無理

里美のおでこにキスしたら、恥ずかしそうに俺を見上げてくる。

涙目の里美と目が合うと、また里美の頬に涙がつたう

涙を拭った手で、そのまま里美の頬についてた髪を耳にかけ、

あごのラインをなぞってあご先をクイっと上げた



唇が一瞬触れるだけのキスを。



里美の顔が真っ赤になっていく、たぶん俺の顔も真っ赤だけど


もうタガが外れる音が聞こえちゃった


そのままもう1回キスした。

今度はもうちょっと長めに。


やわらかい・・・幸せ・・・


唇が離れると、照れた里美が俺の胸におでこをつけてしがみついて、顔を隠してる。


「かわいすぎ」


また抱きしめた。

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Meets(プロフ) - みかさん» わ〜!ありがとうございます!嬉しいです♪頑張ります!! (2019年12月14日 23時) (レス) id: 8183e20615 (このIDを非表示/違反報告)
みか - めっちゃ好きです (2019年12月14日 22時) (レス) id: 0541ecb78d (このIDを非表示/違反報告)
Meets(プロフ) - yumi06300658さん» ありがとうございます!だんだんストックが無くなってきたので焦ってますが、がんばって更新します! (2019年12月2日 8時) (レス) id: 8cd8e59c32 (このIDを非表示/違反報告)
yumi06300658(プロフ) - こんにちは、素敵なお話で続きを楽しみにしてます。 (2019年12月2日 8時) (レス) id: 127c71edcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Meets | 作成日時:2019年11月27日 23時

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