キャプテンの恋人

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行ってらっしゃいと見送られ、里美と家をでる。

私服は初めてじゃないけど、いつもと雰囲気が違うから、ドキッとする。

白いもこもこのニットがよく似合ってる。

かわいくてニヤけそうなのをごまかさないと・・・

｢おせーよ、もうすぐ着くってLINEしたのに｣

『えへ。ごめんごめん。ショートパンツで行こうと思って、スタンバイしてたんだけど、お母さんに絶対寒いからダメって言われて、急遽着替えてたんだよ〜。このロングスカートでやっとお母さんのOK出て〜〜。うぅ〜ショートパンツ履きたかった〜』

「えー寒いから、お母さんが正しいんじゃね？」

『かわいくしたかったんだもん』

えっ。やば。かわいい・・・。
あれ、これ、かわいいって言った方がいい流れ？！無理！言えない！恥ずか死ぬ。。。

「えっっと、、、それも良いと思うけど」

『えっ。。あっ、そう？ マサも私服だと大人っぽいね・・・。』

「！！・・・そう？」やばい、恥ずい・・・。顔が熱い・・・。

話題変えないと、耐えられない・・・。

｢あぁ、そういえば！里美のお父さんに、何人で行くの？って聞かれて、6〜7人って答えたから、話合わせろよ。｣

『了解！』

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