キャプテンの恋人

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冬休みも、3人で居残り練習。

関田｢2人ともお正月、何か予定ありますか？｣

『友達と初詣行こうかなーと思ってるけどまだ誘ってないし。空いてるよ。』

｢俺も特にない。｣

関田｢初詣行きませんか？4人で。｣

『えー！関田の彼女と？！』

関田｢そうです｣

『関田の彼女に会ってみたかったのー！』

関田｢夏子も里美先輩に会いたいって言ってますよ。｣

『え、ちょっと、私の事何て話してんのよ〜』

関田｢…美人の…優しい…仕事が出来るマネージャーって…｣

｢心にも無いことを…(笑)｣

『なんなの2人とも！』


ちょっと遠出して、海の近くの有名な神社に行くことになった。





大晦日。

22時に里美の家に迎えに行く。

里美は親には男バレメンバー数人で行くと伝えたらしい。

チャイムを押すと、お父さんが出てきた。

｢こんばんは｣

父｢こんばんは。今来るからね。柳田君、よろしくね。くれぐれもね。今日は何人くらいで行くの？ほかの女の子もくるの？｣

｢ろ、6〜7人？くらいですか、、ね？ 他の女子も来ます｣

父｢そうか。うん。柳田君、信じてるよ。｣

肩をポンポンと叩かれた。こ、心が痛い。

母｢おまたせしちゃって、まったく。｣

｢こんばんは。｣

母｢お父さん、寂しいのよ(笑)優も帰ってこないし、里美も出かけるって言うし。｣

｢え、あ、なんかすみません。｣

母｢いいのいいの。どうせ、紅白見て、寝るんだから。(笑)｣


『おまたせー！！！』

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