Three 名前呼び ページ5
はーい入りますよー、と背中を押されて無理やり屋上の日の当たる方へ。
青木くんが柵の近くで腰を下したので、私も人1人分とって隣に座った。
『青木くん、これよく飲むの？』
私はもらったソーダを指差して聞いた。
「うん、美味しいよ！」
『泡が無くなってきたら飲むね』
「今飲まないの！？」
『うーん、ふわふわしてるの嫌いなんだ。
マシュマロとかも苦手』
マシュマロあんなに美味しいのに！と絶句してる青木くんをスルーして
私は校庭を眺める。
なんだ、2人欠けても普通にやってんじゃん。
先生は私たちのことを探すかなって思ったけど、自分もサッカー混じってやってるし。
『ねぇねぇ、青木くん先生が「ころんって呼んで」
「僕、名字で呼ばれるの好きじゃないから」
『えーと』
『じゃあころんくんで』
平常心。平常心。落ち着け私！！︎
男子のこと名前で呼ぶとか始めてだけど大丈夫！落ち着け！
名前呼ぶだけでドキドキするなんて。
陰キャだからだよね。だからびっくりしているんだよね。
うん、たぶんそうだ。
この胸の鼓動がころんくんに伝わってたらどうしよう……。
「杉村さん、さっきなんか言った？」
『なんでもないよ』
あらら、そんなことなかったみたい。
こんなに離れていたらそりゃあ大丈夫か。
「分かった！僕も名前で呼ぶ！！」
？？
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三つ葉のクローバー(プロフ) - ゆな。さん» ありがとうございますっ(｡-ω-｡)♡ころんくんいいですよね❣❣更新頑張ります！！ (2022年2月13日 20時) (
レス) id: b19c11ad50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな。(プロフ) - え,めたくたタイプでした！ころちゃんの作品好きです！更新頑張ってください❕応援してます！ (2022年2月13日 19時) (レス) @page2 id: 63f94fe703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三つ葉のクローバー | 作成日時：2022年2月8日 12時
