【カゲプロ】恋 の 色 は ど ん な 色 ？【短編集】3

僕の最後 ※死ネタ haruka【あきら】 ページ8

貴｢遥先輩！｣


遥｢Aちゃん！今日も来てくれたんだ？ありがと〜｣


貴｢今日は顔色よさそうですね｣


遥｢うん｣


これは僕と君との大切な思い出…


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


僕は生まれつき体が弱くて、よく入院していた


そのたびAは僕の顔色を毎日見に来てくれた


孤独で寂しかった僕には凄く励ましになっていた。


遥｢いつもごめんね？｣


貴｢大丈夫ですよ！｣


僕はその笑顔に何度励まされたことか


いつも心配かけてごめんっ…


あと一ヶ月…


君と一緒にいられる時間を大切にしなきゃな…


貴｢外は最近寒くて大変なんですよ？｣


遥｢冬は嫌だね〜｣


君との何気ない会話がまだ一ヶ月も続くとこの時は思っていた…




〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



咳が止まらない…


息が苦しくて…


震える手でナースコールを押し、誰かに助けを求める


騒がしくバタバタと廊下を誰かが走ってくるのが聞こえる


でもそれはだんだん遠くなり聞こえなくなった


これが死ぬってことなのかな？


全部無くなってなにも感じなくなるのかな？


怖いよ…やっぱり嫌だよ…あんなに覚悟してたのに…


A…


まだ話していたい…


微かに聞こえるAの声に少し安心したのか


ぷつりと意識が途切れた


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜はい勝った〜！
ひーちゃんどやだw

実は今ひじきの丸。の家でどっちが早く書けるか勝負してんねんw

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