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もう好きに………… sintaro【ひじきの丸。】 ページ49

貴「絶っっっ対に好きにならせますから!」


桜の舞う季節


今年の新入生から一番最初に聞いた言葉がそれだった


そして


シ「は………?」


俺が新入生に一番最初に発した言葉がそれだった


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・


シンタローsido


俺は、シンタロー


今一番困っていることは…………


貴「先輩♪おっはよーございます♪」


こいつ、夢川A


俺の側に居るからなのかアヤノには敵意剥き出し


俺はアヤノのこと恋愛対象じゃ無いんだけどな


シ「はぁ………お前また来たのかよ……………」


そういうとアイツはビシッと俺を指指して言った


貴「せ・ん・ぱ・い!いっつも言ってるじゃないですか!私の名前はお前じゃなくてAです!」


シ「あ?それくらい知ってる、それに人を指で指すな」


貴「え?あ、あぁすみません


って言うか名前、知ってたんですね」


アイツは俺に向けていた指を下ろして言った


そりぁ1年の中で一番可愛いって有名だから


ちっちゃくて童顔で睫毛が長くて


挙げるときりが無いほど言われてるが


俺は興味ない…………はずだ


するとアヤノがきた


ア「シンタロー!おはよう!」


するとアイツは犬が威嚇するように唸りながら言った


貴「アヤノ先輩!私が先にお喋りしてるんです!」


そんなことをいって手であっちいけ


の素振りをしている


アヤノはしゅんとして言った


ア「そうだよね………ごめんねAちゃん…………」


と言って去っていった


アヤノが居なくなるとAはしゅんとした顔で言った


貴「言い過ぎちゃった…………ですよね?」


するとアイツは俺に言った


貴「先輩!ちょっといってきます!」


シ「お、おい!!ちょっと…………」


そんな俺の言葉に聞く耳を持たずアイツは走っていった


なんだろう…………


凄くモヤモヤする


まさか俺…………アヤノにヤキモチやいてんのか……?


ずいぶんと前にアイツとした会話が蘇る


もう好きになってるかも…………………なんてな
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
ひじきの丸。です


お休み

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設定タグ:カゲプロ , 短編集 , 合作   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ひじきの丸。&あきら&苺大福。 | 作成日時:2015年11月13日 17時

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