【カゲプロ】恋の色はどんな色？【短編集】 (ページ25)

今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:11,570 hit

禁断の恋いかがですか？hibiya【ひじきの丸。】ページ25

「ヒビヤ！！」なんてA姉は無邪気な顔で笑う。

僕はその無邪気な笑顔に惚れてたのかもしれない

～・～・～・～・～・～・～・～・～～・～・～

いつもA姉は「ヒヨリちゃんとはどうなの？」なんて聞いてくるけど

ヒヨリは好きな人じゃない

僕が好きなのはA姉だよ？って

言えたらどれだけ楽になれるんだろう

A姉に『好き』って言う日は

いつの間にか来ていた

ある日、A姉が帰ってきたとき

顔を真っ赤にして帰ってきた

ヒ「どうしたの！？」

貴「ヒビヤ…………好き」

ヒ「え…………？」

貴「恋愛対象で好きなの」

なんていって泣き出した

貴「いっつも『ヒヨリちゃんとどう？』なんて聞くけどあんなの本当は聞きたくない！でも『お姉ちゃん』だから…………」

ヒ「ぼ………僕も好きだよ？」

貴「え…………?」

ヒ「僕だってA姉に『おかしい』って思われたくなくて言わなかっただけ」

貴「それがね………？私達血、繋がってないの…………

だから………ｺｼｮｺｼｮ」

僕はその言葉を聞いた瞬間顔を染めた

この言葉は僕とA姉だけのひみつ